田中防衛相に「SAYONARA」 米軍基地で信じられない「仕打ち」

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   不用意な国会答弁で野党から「集中砲火」を浴びている田中直紀防衛相が、今度は意外なところで「カウンターパンチ」を受けてしまった。しかも相手は、北朝鮮のミサイル発射予告に対応するため共同歩調をとる在日米軍だ。

   田中防衛相が東京の横田基地を訪問した際、用意されていた歓迎の言葉が、よりによって「サヨナラ」となっていたのだ。

ネットでは「アメリカンジョークだろ」

「SAYONARA」には気付かなかったか
「SAYONARA」には気付かなかったか

   米軍横田基地内には、航空自衛隊航空総隊司令部が2012年3月26日に移転した。ここは、北朝鮮が「人工衛星」と称した長距離弾道ミサイルの発射予告に備えて、不測の事態が生じた際に迎撃の指揮をとる重要な拠点だ。その場合は日米双方が連携して対処にあたる。

   田中防衛相は12年4月6日に司令部を訪れた。ヘリから降り立ち、出迎えたバートン・フィールド在日米軍司令官と並んで歩く途中にハプニングは起きた。田中防衛相が通り過ぎようとする右側に置かれていた電光掲示板、本来なら訪問を歓迎することばである「WELCOME」が表示されているはずが、よく見るとそこには「SAYONARA(サヨナラ)」の文字が浮かび上がっていたのだ。

   田中防衛相は気付かなかったのか見て見ぬふりをしたのか、そのまま前を向いて直進していたようだが、付き添っていたフィールド司令官は電光掲示板の方を振り向いた。誤表示を目にしたかもしれない。

   単なるミスだった可能性が高いが、来訪者に対して別れのあいさつで応対しては、米軍側もバツが悪かっただろう。ただ、田中防衛相のこれまでの国会における珍妙な答弁を踏まえてか、インターネット掲示板ではむしろ笑いの種になっている。「アメリカンジョークだろ」「わざとに違いない」との見方から、「バカにされても思わず外国に同意してしまうほど日本の政治家が異常なのが原因」との指摘も出た。「被害者」であるはずの田中防衛相に対する同情の声は、ほとんど聞こえてこない。

   田中防衛相は大臣就任以来、野党側からその資質を問われるような失言を繰り返している。就任間もない2012年1月15日にテレビ番組で、沖縄の米軍普天間基地の移設問題で、「年内に着工できるかどうかが当面の手順になっている」と発言、辺野古地区の埋め立て工事を年内に始めるように受け止められたため、後日訂正に追われた。北朝鮮のミサイル発射に備えて配備された迎撃ミサイル「PAC3」を「ピー・さん・シー」(P3C)と言い間違えるなど、安全保障に関する専門知識も心もとない。

野党からの厳しい質問になぜか「もしもし」

   北朝鮮のミサイル問題で神経質な時期に、防衛省トップが迷走発言を繰り返すようでは「国防は大丈夫なのか」と心配にもなる。ただ一方で、キャラクターとしては憎めない一面もありそうだ。

   4月3日の参院予算委員会での一幕、自民党の佐藤正久参院議員からの厳しい質問が続くと、答弁に立った田中防衛相は何を思ったか冒頭で「もしもし」と口にしたのだ。すかさず議場から「電話じゃないんだぞ」とヤジが飛ぶ。あまりにとぼけたひと言だったせいか、周囲は苦笑を通り越して大爆笑してしまうありさまだ。佐藤議員は同日のツイッターで、

「田中大臣の『もしもし』答弁(攻撃)には参った。委員会、委員長始め大爆笑、佐藤もツボにはまり、まともに質問できなかったほど。凄い攻撃方法だ!」

とぼやいた。

   「サヨナラ騒動」のあった6日、田中防衛相は齊藤治和航空総隊司令官から北朝鮮のミサイルに対して万全の備えをしているとの説明を受け、「緊張感を持って我々は対処していきたい」と記者団に語った。北朝鮮問題が終わっても、次は自民、公明両党が田中防衛相に対する問責決議案の提出を探っている。田中防衛相自身、当面は緊張を強いられそうだ。

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