観客動員数伸び率No.1なのに「金返せ」 中畑DeNAは何でも目立つ

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   成績が最下位に加え「入場料を返せ」とファンからの突き上げ。ところが集客はトップの伸び率。と思えば頑張る選手たちの年俸は最低。この5月、プロ野球のルーキー球団DeNAの目立ち方は突出している。

勝ち試合でも「返金希望」は計算外?

   いかにもIT企業らしい大胆なゴールデンウィーク企画のタイトルは「全額返金 アツいぜ!チケット」。敗戦なら全額返金、勝利や引き分けでも試合内容に納得がいかなければ半額まで払い戻すというもので、各試合50枚の入場券(1枚4000円)を発売した。

   雨天中止を除く5試合の成績は3勝1敗1分け。さぞかしファンは満足だったろうと思いきや、ほとんどのファンが「返金してほしい」。5月1日の負け試合(0-7)はすべて返金希望だったという。勝った試合でも3日(3-1)は大部分が返金を求めたそうである。

   このような企画はもちろん初めてのことで、他球団からは「参考になりました」と冷ややかな声。ルーキーチームの授業料とはいえ、これほど見事なボーンヘッドはないだろう。

   DeNAはセ・リーグ最下位でセとパが戦う交流戦に臨む。不思議なのは5月15日に発表された開幕から交流戦前までの観客動員で、なんとDeNAが伸び率で12球団のトップだった。1試合平均で前年より15.2%増の1万7715人。散々だった昨年を思うと、明るい中畑清新監督の起用が当たったといえる。

   中畑監督は古巣の巨人との試合では原辰徳監督を「オレのライバル」に指名。これが大受けで、マスメディアが取り上げ、大きな話題となっている。チームの営業マン、広告マンとしての力量を見せつけた。選手も引きずられて粘り強い戦いぶり。監督と選手の相乗効果で動員数大幅アップをもたらしたといっていい。

   ちなみにセもパもリーグ全体では1試合平均の観客動員は前年比マイナス。セは2.4%、、パは6.3%減だ。トップの阪神でさえ7.5%減(3万8972人)。DeNAの健闘が一層光る。

支出は最低、収入の伸び率は最高。収支は「理想の形」だが……

   さらにDeNAの実像が明らかになったのは14日にプロ野球選手会が明らかにした球団別年俸。それによると、DeNAは総額15億1160万円、選手1人の平均は前年より1077万円減の2399万円でいずれも12球団最下位。

   ちなみにトップは4年ぶりに返り咲いた巨人で、総額34億1880万円、1人平均5894万円。その巨人をライバルとするとは、DeNAはなんともいじらしいではないか。

   つまりDeNAは最低の年俸支出、最高の動員収入増ということだから、企業としては「良い形」。そんな中での「金返せ」の一件は計算外だった。返金で「もう1試合見ることができる」「食事代になる」と。ファンは球団ほどの熱さはなく、実にクールで現実的だったわけである。

   ただやはり野球は年俸の高い選手の集団ほど強い。プロ野球には投資が必要だ。長い目で見たときに、今後、DeNAは「安物買いの銭失い」にならないか。少し心配ではある(敬称略 スポーツジャーナリスト・菅谷 齊)

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