入れ墨調査、「未回答513人は昇進させず」 橋下市長「当たり前です」

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   大阪市職員の入れ墨問題をめぐり、橋下徹市長が2012年5月19日、調査に対して回答していない職員を昇進させない方針を市幹部にメールで伝えていたことが明らかになった。5月22日朝の囲み取材でも、「そりゃ、当たり前です」と主張。市のトップが職員の入れ墨の状況を把握することは「危機管理そのもの」だと強調した。

未回答者昇進させると「正直に答えた者がバカを見る」


   調査は5月1日から5月10日にかけて、教育委員会関係をのぞく全職員3万3546人を対象に実施。肩から指先など外から見えやすい部分の入れ墨については業務命令として、それ以外の背中などについては任意で回答を求めた。その結果、110人が入れ墨を入れていると回答。そのうち、ゴミ収集を担当する環境局が73人(66.4%)と一番多く、交通局が15人(13.6%)と2番目に多かった。回答率は98.5%。回答していない513人が、やり玉に挙がった。橋下市長が幹部に送ったメールでは、「正直に答えた者がバカを見る」と、未回答社については、橋下市長の在任中は昇進を認めない方針を示していた。

   5月22日には、橋下市長は

「当たり前ですよ。民間企業でもみなさん、上司の正当な命令を公然と無視して、それでどんとん昇進を認められるなんてあり得ないと思いますよ」

と、昇進を見送るのは当然だとの考えを強調。その上で、

「懲戒免職とかね、そういうような処分ということは確かに…」

   調査に回答しなかった人が処分される可能性を否定した。ただし、

「うーん、ただね、これから職員基本条例をやれば(成立すれば)、命令を無視し続けるようであれば処分はやっていきますけれどね」

と、開会中の5月議会で職員基本条例案が可決された後には、より厳しい姿勢で臨む考えだ。

未回答者の大半は長期休職中

   また、改めて調査の正当性を強調した。

「やっぱり手足の部分というのは人目に触れる可能性がある訳ですから、当該職員個々人を把握しておかないと、人事の配置とか注意の出し方とか、全然変わってくるじゃないですか。職員のそんな情報の管理なくして、現場の第一線に出してですよ、『腕まくりして入れ墨が見えて苦情が出た』。そーんなサービス業あり得ないですよ!」
「個々人の職員の情報を把握するのはトップの責任ですよ。危機管理そのものですよ」

   ただし、未回答になっている513人の大半が、育児休業などで長期休職中の職員。市は、5月23日までに改めて回答を求める方針だ。

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