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「ギャートルズ肉」のエスケー食品、民事再生法適用申請

   民間調査機関の帝国データバンクの大型倒産速報によると、エビフライ、天ぷらなどの冷凍食品を製造販売するエスケー食品(兵庫・神戸市)が2012年5月25日に神戸地裁へ民事再生法の適用を申請し、保全命令を受けた。

   エスケー食品は1973年4月に設立し、冷凍食品の製造販売業者として200種類もの商品構成で、飲食店など業務用、スーパーなどに販売し、98年12月期には年売上高約64億7200万円を計上していた。

   その後も堅調に推移していたが、多額の借入金を抱えていたほか、原材料であるエビの価格高騰で仕入れ代金が増加、為替差損もあり資金繰りが悪化した。

   エスケー食品は2008年にアニメ「はじめ人間ギャートルズ」に登場するような形の「ギャートルズ肉」を発売し、話題となった。