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うなぎ高騰でアフリカ産を初輸入

   うなぎの消費が増える夏を迎え、静岡県の卸業者が2012年6月下旬にアフリカ・マダガスカル産の食用うなぎの輸入に踏み切った。また、東京都の業者も近くマダガスカルからうなぎを輸入する予定だ。アフリカからの輸入は初。NHKが7月3日に報じた。

   アフリカ産は日本のうなぎの6割程度の価格で流通が可能で、業者は味や調理のしやすさを確認して問題なければ流通させるという。

   うなぎは、稚魚の「シラスうなぎ」が10年から不漁で、12年は養殖うなぎの相場が1キロあたり5000円超と平年の2倍以上に高騰、専門店では「うな重」などの価格が大幅に上昇するなど、うなぎを食べにくい状況が続いている。