織田信長を「女性」にする作品が続々登場 天海祐希の「女信長」はヒットするのか?

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   歴史上の人物・織田信長は女性だった、そんなドラマやアニメ、ゲームが続々と登場している。2012年12月末には女優の天海祐希さん(45)主演のドラマ「女信長」がフジテレビ系で放送される。

   信長といえば天才肌で豪放磊落、冷徹なイメージの武将だが、なぜいま、信長が持てはやされ、しかも女性なのだろうか。

「織田信奈の野望」は萌え萌えの美少女

天海祐希さん主演の「女信長」
天海祐希さん主演の「女信長」

   「女信長」は、直木賞作家・佐藤賢一さんの小説で、05年に毎日新聞で連載され06年に出版された。信長は女でありながら父信秀の意向により嫡男として育てられ、本人の意思に反し家督を継ぐことになった、という設定で話が進んでいく。12月末に2夜連続で放送され、脇を固める気になるキャストは、御市が長澤まさみさん、明智光秀が内野聖陽さん、羽柴秀吉が伊勢谷友介さん、服部半蔵が佐藤浩市さんとなっている。

   秀吉と明智は恋のライバルで、信長を奪い合うというシーンもあるようだ。フジテレビ公式ホームページには

「もしかしたら信長は本当に女だったのかもしれないな、と皆さんに思っていただける説得力にあふれている」

などと説明している。

   このところ信長が登場するドラマが増えていて、例えば現在放送中のNHKアニメ「へうげもの」の信長は男性だが、女性として描かれているものが目白押しとなっている。11年4月から6月まで放送されたアニメ「戦国乙女~桃色パラドックス~」には大柄で凛々しい女性の信長が登場した。このアニメの原作は08年5月にパチンコ店に導入された平和の「CR戦国乙女」だった。

   ほかにも「織田信奈の野望」は、08年からシリーズで刊行されているライトノベルで、12年7月から同名のアニメが「信長」を美少女で萌え系の主人公として放送されている。また、SNS「グリー」が12年8月から配信を始めたソーシャルゲーム「戦国女学園」にも美少女の信長が登場している。

テレビ局と出版社の脆弱さが露呈している証拠との意見も

   それではなぜ信長がこんなにもてはやされ、しかも女性なのはなぜなのだろうか。業界事情に詳しい総合出版社の編集長に話を聞いてみると、出版界では特に、政治が混迷している時代には「武将に学べ」といったお決まりの出版が相次ぐ。今回も同じパターンだが、信長は特に混乱した戦国の世の中で突如頭角を現し、「天才か狂人か?」などという評価されながら、数々の奇策と先見性で天下統一にまい進した。それが今の時代の変革を求める空気にぴったりだと説明する。

   ただし、信長を女性にしたことについては

「奇抜なことをして気を引こうという思惑が透け透けで、つまりは、出版にしても、ドラマにしても、安易に設定を決めたようにしか見えないし、行き詰っている証拠です」

と手厳しい。

   つまり、数年前にゲーム、アニメで「戦国BASARA」ブームがあり、登場する戦国武将をイケメン揃いにして大ヒットしたが、単純にそれの「女性版」を狙ったもという意図が見え見えだというのだ。

「武将のイケメンは分かりやすいが、武将が美少女というのは企画段階から変です」

   天海さんの「女信長」は、おそらく天海さんの主役起用が先に決まっていて、それに原作を当てはめたのだろう、と推測している。

「年末の大作ドラマなら王道の戦国物か、ジャンヌダルクのようなものを制作すればいい。それができないほどテレビ局や出版社の力が弱まっている証拠なんです。初めは奇をてらった展開で注目を浴びても、結局は低視聴率になるんではないですか」

   そう、この編集長は話している。

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