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参院選「違憲状態」 最高裁判決

    選挙区ごとの議員1人当たりの有権者数の差が最大5・00倍だった2010年7月の参院選選挙区選は違憲か否かが争われた訴訟で、最高裁大法廷は2012年10月17日、「違憲状態」とする判決を示した。

   判決は、原告側の「違憲により選挙無効(やり直し)」の訴えは棄却したものの、現在の都道府県単位の選挙区見直しに初めて言及した。最高裁は2009年の衆院選挙について既に違憲状態と判断しており、衆参両院とも異例の事態となった。