石原-橋下「合流協議」大詰め 「最後の話し合い」でも溝埋まらず?

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   衆院総選挙を1か月後に控え、注目されるのが「第三極」の行方だ。河村たかし名古屋市長が率いる「減税日本」と、石原慎太郎前東京都知事が率いる「太陽の党」が合流する見通しになり、焦点は大阪市の橋下徹市長が率いる「日本維新の会」の行方だ。石原氏は橋下市長にラブコールを送り続けているものの、橋下氏は合流の前提条件として「政策、理念、価値観の一致」を繰り返しており、石原氏が「最後の話し合い」と位置づけた場でも、話はまとまらなかった。2012年11月17日には「延長戦」として再会談が行われるが、合意に至るかどうかは不透明だ。

20日前は「メディアで言われているほど隔たりはない」はずだった

   実は、石原氏が新党立ち上げを表明した際は、橋下氏も連携に含みを残した発言を繰り返していた。例えば、10月25日の都知事辞任表明会見では、石原氏は

「彼の辣腕だったら、(市政の問題は)1期やったら解決する。その後、彼が立候補したらいい。私はワンポイントの先発ピッチャーでいく」

と橋下氏に連携を呼びかけると、橋下氏は10月26日の囲み取材で

「これからの協議次第。メディアで言われているほど隔たりはない」
「石原都知事とも、一番肝心な部分の政策、理念、価値観、こういったところは絶対に一致させないと有権者から、そっぽを向かれるということを繰り返し言っているところ」

と、政策面で一致することを前提としながらも、合流に意欲を見せていた。

   これらの発言から約20日間にわたって両者の主張は平行線をたどったまま、衆院解散の日を迎えてしまった形だ。特に、税制面の政策が全く異なる「太陽の党」と「減税日本」の合流については、橋下市長は11月15日の囲み取材で、

「正直、今回の石原さんのマネジメントに関しては、ちょっと疑問を持っている。政治家っていうのは、なかなかこういう形ではまとまらない」
「ただ僕らも、石原さんとは何とか一緒にやりたいと思っていますから、合流でない形でね。いわゆる『共闘』ができるのかどうなのか…」

と、政党レベルでの合流は困難だとの立場を示していた。

   翌11月16日朝に、都内で2時間半にわたって行われた「維新の会」と「太陽の党」の協議も物別れに終わった模様で、太陽の党の園田博之衆院議員は、

「(結論は)出ていませんが、共通の政策というか共通課題についていくつか話し合いをして…」

と結論は先送りになったことを明らかにした。石原氏は厳しい表情で「明日、発表します」と言い残してホテルを後にした。政策面での隔たりがネックになったようだ。

「義経にほれた、武蔵坊弁慶のようなもんだな」

   実は、その前日の11月15日には、石原氏は橋下氏との会談について

「これが最後の話し合いになると思うけれど、必ず私は大同団結できると思っていますし、やるときは、太陽の党をつくったばかりですが、名前を捨てたっていい、こんなものは全然」
「(自分は)義経にほれた、武蔵坊弁慶のようなもんだな、うん。あれはね、ただ(平家を滅亡させた)義経に終わらせちゃいけない。やっぱりね、(鎌倉幕府を開いた)頼朝にしなくちゃいけない」

とまで述べ、橋下氏の会談に並々ならぬ意欲を示していた。「最後の話し合い」とまで位置づけていた会談が、まとまらなかったことになる。

   11月17日に石原氏が大阪を訪れて再会談するが、石原氏が橋下市長を説得して、一度「破談」になったとみられる話を修復することは容易ではない。

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