ニコ生で「豊川信金」の中継自粛遅れる 大事件現場、ツイッターなどはどうするのか

印刷

   信金立てこもり事件について、ニコニコ動画が記者クラブ加盟のテレビ局に比べて中継を自粛するのが遅れていたことが分かった。さらに、動画やツイッターなどで個人が配信する場合はどうするのか、という問題も出ている。

   長時間のにらみ合いが続いた愛知県の豊川信用金庫蔵子支店の立てこもり事件は、これからどうなるのか多くの人たちの関心を集めたらしい。ニコ動で2012年11月22~23日に中継した公式生放送には、計50万人ほどが来場し、ほぼ同じ件数のコメント書き込みがあった。

窓からのぞき込む捜査員らも映される

捜査員と見られる人影も(ニコ生より)
捜査員と見られる人影も(ニコ生より)

   事件は2012年11月22日14時すぎに発生。テレビでは現場で中継した局もあったが、人質の安全確保のために愛知県警が記者クラブ各社に放送などの自粛を要請したため、19時ごろには自粛された。

   ところが、ニコ生の生放送はそれ以降にも行われていた。一部報道などによると、ニコ動スタッフは、この日19時45分ごろから、現場近くの集合住宅敷地内から蔵子支店周辺の様子を中継し始めた。この敷地内には、ほかの報道関係者も待機していた。

   中継を中止したのは、翌23日零時半になってからだった。ニコ生の画面やツイッターで、「犯人を刺激するおそれがあるため、生中継中止の要請がありました」と告知し、いったん画面は黒画像に切り替わった。そして、長久保浩二容疑者(32)が逮捕された後のこの日3時過ぎになって、放送を再開した。

   逮捕前の生放送を見ると、支店周辺でしばらくは捜査員などの動きはなかった。しかし、急に捜査員と見られる人影が動き出し、窓からのぞき込む様子などが映し出されていた。

   ニコ動運営に関わるドワンゴでは、広報担当者が取材に対し、愛知県警から自粛要請があったのは、22日23時半から24時にかけてであることを明らかにした。ニコ動が記者クラブに加盟していないため要請が遅れたのではないかといい、警察の対応が後手に回っていたことが明らかになった。

   とはいえ、ニコ動スタッフが中継した場所にはほかの報道関係者もおり、スタッフらはそこですでに放送自粛していることに気づかなかったのか。

ネット規制の議論も出ているが…

   この点について、ドワンゴの広報担当者は、いくつかのテレビ局が自粛していたことは認識していたとしたうえで、こう説明する。

「クラブに加盟していないので、情報共有がなく、当局の要請があったのかは分かりませんでした。捜査に差し障りがあれば、要請があると思っていましたので、それを待っていました。警察から連絡があれば、すぐ対応できる態勢は取っていました」

   今後については、事前に情報共有ができるように、各記者クラブや警察と話し合いをしたいとしている。

   一方、だれでも動画やツイッターなどを通じて、ネット上で情報を発信できる時代だ。長久保容疑者は立てこもり中にテレビニュースを見ていたというが、もしスマホなどでネットを見ていたら捜査員の動きに気づいた可能性がある。こうした点について、ITジャーナリストの佐々木俊尚さんもツイッターで、「個人でUstする人も出てくるだろう」と問題提起した。

   ネット上の自粛については論議になっており、ツイッターなどでは、「現場付近半径1kmぐらいは立ち入り禁止にしないとダメかもな」「法律で規制するしかないだろう。個人を含めネットに流したら、逮捕する」といった意見があった。ただ、もし情報発信を規制するとすれば、表現の自由に触れるとの指摘も出ている。

   ニコ生ユーザーの発信については、ドワンゴの広報担当者は、「当局から要請があれば、連絡して中止してもらうか、場合によっては、生放送自体を中断させる可能性もあります」とした。

   愛知県警の広報課では、ネットへの対応について、すぐには取材に回答できないということだった。

インヴァスト証券

   FX投資家の中には、専門家顔負けの熱心な投資家がいる。おそらくはそんな人が「勝ち組」なのかもしれないが、少なくとも初心者が「儲かった」という話はあまり聞かない。FX投資歴5年のサラリーマン・高山俊之さん(仮名)もそんな一人だ。続きを読む

PR 2016/11/17

役立つねっと

   社内研修や業務サポートをもっと手軽で簡単に。オール優を導入すると ビジネスが変わります・・・ 続きを読む

PR 2016/11/30

  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

注目情報

生き残るために「仕事くれ!」次はあなたの会社へGO!

カス丸「クビ」の崖っぷち!?

向田邦子、阿久悠、秋元康の作品から、現代の女性像を紐解く。

「女性と文化」WEB公開講座
追悼
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中