橋下市長と飯島氏は不倶戴天の敵なのか 内閣参与就任で二人の関係に微妙な変化が…

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   「日本維新の会」(維新)の橋下徹代表代行と派手な論戦を繰り広げていた飯島勲氏が、2012年12月26日に発足した安倍新政権の内閣官房参与に就任する。

   小泉政権時代に実績を重ねた飯島氏から、安倍首相は主に危機管理や広報に関する助言を得たい考えという。だが、橋下氏の論敵でもある飯島氏が発言力を持つことで、「自民党と維新の連携が遠のく」と見る向きも少なくない。

主に危機管理とメディア対策を担当

   小泉元首相の主席秘書官を務めた飯島氏といえば、独自の情報網を駆使して小泉政権を5年5か月の長きに渡って支え、危機管理や情報操作のスペシャリストと称された。またワイドショーや女性誌などの大衆メディアを積極的に利用し、小泉政権の内閣支持率を歴代最高レベルに保ち続けた影の立役者でもある。

   そうした実力者が新たに就任する内閣官房参与とは、内閣官房の役職の一つで、首相によって任命された非常勤の国家公務員を指す。内閣が直面する各分野のテーマに関し、相談役的な立場で首相に対して助言や情報提供を行う。安倍首相は今回、飯島氏のほか、日銀の金融政策に批判的立場をとる浜田宏一・米エール大教授、丹呉泰健・元財務事務次官、谷内正太郎・元外務事務次官を内閣官房参与に起用する予定という。

   安倍首相は前回の政権時、佐田行政担当相や松岡農水相、さらには赤城農水相の事務所経費問題などが相次ぎ内閣支持率は低空飛行を余儀なくされた。さらに自身の健康不安や参院選の敗北などが重なってわずか1年で退陣の憂き目にあったことから、飯島氏には特命担当として閣内不祥事に対する危機管理やメディア対策などの助言を期待しているとみられる。

   ただ、この飯島氏、血の気が多いことでも有名で、同じく血気盛んな維新代表代行で大阪市長の橋下氏とは衆院選挙前に派手なバトルをやらかしているのだ。火種は12年春からくすぶり始め、飯島氏はまず週刊現代3月31日号で「私は橋下市長を支持する人間の一人です」としながらも、「橋下市長は主張することと実際の行動が一致していない点が見られます」と批判ののろしを上げた。

   この時点での橋下氏の反論ツイートは友好的な内容に収まったものの、11月に飯島氏がプレジデント誌に「維新八策のゴール『道州制』は日本を滅ぼす」というタイトルの記事を掲載したことから両者の関係は一気にヒートアップする。「飯島氏は情報をきちんと分析もせず(中略)反橋下の主張を安易に引用した原稿を書いて小金を稼いでいるだけ」「首相秘書官まで務めたのに情けない」といった反撃のツイートを、橋下氏は25回以上も連続して投稿した。

   ツイートを受けて飯島氏も週刊文春11月22日号のコラムで「オーソドックスな能力がない三文弁護士」と橋下氏を罵倒し、同氏への批判を「ライフワークにさせてもらう」と宣言したのだ。

飯島氏、批判の一方で「私は彼に期待している」

   だが周知の通り、飯島氏を参与に任命した安倍首相と橋下氏は教育や憲法問題に関する価値観を共有しあう関係で、「いつかはタイミングを見て手を握りたい、行動を共にしたいと考えているはず」とみる永田町関係者も多い。

   実際、安倍氏は衆院選の公示直前の11月末、報道各社のインタビューに答え、「(選挙後の国会運営で)維新との連携は選択肢の一つ」と述べており、一方の橋下氏も首相指名選挙に当たって一時、「維新の国会議員は安倍氏に投票すべき」と自説を主張していた。

   そうした両者の関係が、橋下氏の論敵となった飯島氏の内閣官房参与就任でどう変化するのか。

   飯島氏は前述のような橋下批判を明言する一方、写真週刊誌「フラッシュ」12月4日号には「私は反橋下ではなく、親橋下。(中略)私は彼の発信力と挑戦力を評価しつつ、期待している」といったコメントを寄せているが、同氏の内閣参与を巡ってネット上には「これで橋下がどうでるか見もの」「橋下と維新は追い詰められたのか?」などの意見も相次いでいる。

   飯島氏の参与就任に関して、橋下氏は26日18時現在まだ一度もツイートしていない。

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