2024年 4月 26日 (金)

倖田來未のhideカバー曲をファン非難 「アレンジひどい」「リスペクト感じられない」…

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   ロックミュージシャン・hideさんのヒット曲「ピンクスパイダー」を、倖田來未さん(30)がカバーしたことがネットで話題になっている。

   二人の関連が薄いことに加え、大胆なアレンジに戸惑ったhideのファンが多いようで、「ピンクスパイダーじゃない何かになってる」などと非難が続出している。

「これはピンクスパイダーじゃなくても良かった系のアレンジだな、、、」

   問題の「ピンクスパイダー」は、倖田さんが2013年2月27日に発売予定のカバーアルバム「Color the Cover」の中に収録される。

   これが発表されると、「なんでこの曲を使わないといけないの?リスペクトの欠片も感じられない。悔しくて涙とまらない」「俺らhide世代にとってどんな罰ゲームだよ殺意しか芽生えんわ」といったファンからのコメントがブログやツイッターなどに相次いだ。

   二人の関連が薄い上に、プロモーションビデオには、監督の蜷川実花さんの熱望により、曲のストーリーと関係のない安野モヨコさんのマンガを原案として採用したという。こうしたことが、「リスペクトが感じられない」とする原因のようだ。

   さらに、2013年1月24日からFMラジオでの放送が解禁されると、「きいてみたけどこれはひどい」という書き込みが加速した。「UKクラブミュージック風」というアレンジの難を指摘する人が多い。

「これはピンクスパイダーじゃなくても良かった系のアレンジだな、、、」
「今風に無難にアレンジしましたっていうのが、なんかやだね」

   ピンクスパイダーは、hideさん急逝直後の1998年5月13日に発売され、100万枚超えを記録した。「世の中そんなに甘くはない」という挫折・失敗をうたっていて、hideさんの楽曲の中でも人気が高い。

   過去にはロックバンド・RIZEほかさまざまなアーティストにより、カバーやリミックスをされてきた。それぞれに賛否両論が出たが、今回のように非難一辺倒というのは珍しい。

倖田ファン「こんな歌誰も知らん。てかhideって誰?」

   ただ、倖田さんのファンも防戦一方ではない。「嫌なら聴かなきゃいいだけなのにね。わざわざ暴言吐くやつって理解出来ないわー」「倖田來未がピンクスパイダーカバーしたことにキレとんのー?いや有難く思えや倖田來未がカバーせなこんな歌誰や知らんっつんてかhideって誰?年もええとこのおっさん?下降気味の歌手わお黙り~」(原文ママ)といった書き込みも2ちゃんねるやツイッターにはわずかながら見られる。

   倖田さんはビルボード・ジャパン(電子版)の記事で、ピンクスパイダーについて、デビューして間もない頃にhide MUSEUM(横須賀市)内のライブハウスで歌ったことをきっかけに、hideさんの曲をきくようになり、カバーアルバムの企画が立ち上がった時、真っ先にカバーしたいと思ったと説明。その上で、こうコメントした。

「僭越ながら、カバーをさせて頂く事で改めてこの楽曲の素晴らしさをわたしのファンの方にも知って頂けたら、本当に嬉しいです」

   hideさんのファンにも、「これ聴いてhideのこと知ってくれたらそれは嬉しいな。原曲きいてほしい」「後世に残る歌ってのは、いろんな人からいじられるもんだと思ってるし、彼女が歌ったからってダメになるほどhideの曲はヤワじゃねえ」「hideさんの性格からみたら案外面白がるんじゃないかな?アレンジが変だけど」と、好意的に見る人もいる。

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