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「卑弥呼の墓」箸墓古墳に調査 …ただし発掘はNG

   「卑弥呼の墓」という説もある箸墓古墳(奈良県桜井市)について、管理する宮内庁は2013年2月13日、日本考古学学会など15の研究者団体に立ち入り調査を許可したと発表した。

   箸墓古墳は3世紀中頃に作られたと見られる前方後円墳で、「魏志倭人伝」にある邪馬台国の女王・卑弥呼の墓とも言われている。宮内庁ではこの古墳を、「日本書紀」などに登場する皇女・倭迹迹日百襲媛命の墓として管理しており、これまで立ち入りなどは許されていなかった。

   20日、研究者たちが墳丘の裾部に入って調査を行う。卑弥呼の後継者とされる壱与(台与)の墓ともいわれる西殿塚古墳(同天理市)でも、同日に調査が行われる。ただし、ともに発掘などは許可されていない。