2024年 4月 26日 (金)

遠隔操作容疑者の男「モテなさそう」 精神科女医のコラムが物議

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「非モテの悲哀には共感できると言いたかった」

   片田珠美さんのコラムが出ると、ネット上では、「酷すぎる」「何でここまで言われるんだよ」「またレッテル張りか」といった声が渦巻いた。モテないから事件などを起こしたとも受け取られかねないという非難だ。また、産経新聞に対しても、このコラムを掲載したことに批判が出ている。

   これに対し、片田さんは、モテないからというのは短絡的だとコラムで触れたとして、「こうした批判は、誠に心外です」と取材に答えた。

「非モテで悲哀を味わうことは共感できることで、大変だけど、それにめげずに恋愛のアプローチも前向きにやっていかないといけないということです。モテない男を糾弾したりバカにしたりしているわけでは、決してありません」

   片田さんは、以前のコラムで「お笑い系」と書いており、このコラムもシャレのつもりで書いたものだと説明した。「精神医学界の沢尻エリカ」というのも、シャレだという。

   手編みのセーターが似合わないのは悲哀だというのは、たとえ美人であっても損なことはあり悲哀も味わうと言いたかったとした。それを言うために、「沢尻エリカ」のシャレを持ち出したというのだ。

   コラムに載った片山容疑者の写真は、産経サイト側の判断だとしたが、「問題があったとは考えておりません」と取材に答えた。ただ、産経の夕刊に載った同じコラムには、写真は使われていないとした。

   産経新聞社の広報部では、取材に対し、「コラムの内容に関することについてはお答えできません」とした。片山容疑者の写真使用については、「当社の編集判断ですが、編集に関することについてはお答えできません」とコメントしている。

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