ローマにエコノミークラスでやってきた新法王 移動はバス、電車と驚きの「質素生活」

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   第266代ローマ法王に選出されたホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿(76)が、バチカン市国のあるローマへ、エコノミークラスに乗ってやってきたという報道が出ている。

   アルゼンチン出身のブエノスアイレス大司教、ベルゴリオ枢機卿は2013年3月13日、新法王に選出された。法王名には「フランチェスコ」を選び、戴冠式は19日に開かれる。

枢機卿でもエコノミークラスは考えられる

   このベルゴリオ枢機卿について、さっそくメディアの注目が集まっている。質素な生活が取り上げられていて、13日、ロイターは「地下鉄やバスで移動し、ローマに行くときはエコノミークラスに搭乗する」、英BBCも「高位にありながら、公共の交通機関をつかい、バチカンへ行くときにもエコノミークラスを使用している」と伝えた。

   日本のカトリック教会を統括するカトリック中央協議会のホームページによると、枢機卿は法王の最高顧問であり法王選挙権を独占している。2013年3月1日現在207人いて、うち法王選挙権をもつ80歳未満の枢機卿は、117人だけだ。

   こんなかなり高位の聖職者が、エコノミークラスに乗れるものなのだろうか。

   同協議会の広報担当者は、J-CASTニュースの取材に対して、こう話す。

「お国の事情にもよりますし、今回選ばれた教皇は貧困問題に関心のある方ですから、可能性としては十分にあることではないでしょうか」

   枢機卿であっても、必ずファーストクラスやビジネスクラスに乗らなければいけないということはないようだ。

   日本航空の広報担当者は一般的な話として、

「高位の聖職者や有名人といったことに関わらず搭乗クラスの選択はその方の自由です。ご搭乗クラスに応じたサービスをご提供しますので、こちらから何かお願いをするとか、特別なことはしません。ただ、その方がいることで騒ぎになるなど、周囲のお客さまに危険が及ぶことが予見される時には、最後にご搭乗いただいたり、出口近くに座っていただいたりといったお願いをする可能性はあります」

と説明した。

法王になってからはさすがにエコノミークラスはない

   ただ、法王になってからもエコノミークラスで移動できるかというと、それは難しそうだ。

   カトリック中央協議会の広報は「一国(バチカン市国)の元首ですから、あくまで保安上の問題から、一般の方に混じって搭乗と言うのは難しいでしょうね」との見方を示した。

   バチカン市国には政府専用機は存在しない。法王の移動の際には各国の民間の航空会社の機体を借り上げて利用していることが多い。

   たとえば、「空飛ぶ法王」と呼ばれた第264代法王ヨハネ・パウロ2世が1981年に来日した際は、フィリピン航空の特別機で到着、国内を全日空の特別機で移動し、出国には日航の特別機を利用していた。

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