ボストン爆破テロに猛毒郵便物、肥料工場爆発… 反政府・反銃規制グループと関係あるのか

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   米ボストン・マラソンで起きた爆弾テロは、日本時間2013年4月19日夕方に急展開を迎えた。米連邦捜査局(FBI)が容疑者として写真を公開していた2人の男が、ボストン郊外のウォータータウンで地元警察と銃撃戦となり、拘束された1人が死亡、もう1人は今も逃走を続けている。

   米国ではここ数日、社会不安を増大させる出来事が頻発している。テキサス州では肥料工場が爆発して多数の死傷者が出た。さらにオバマ大統領らに、猛毒の「リシン」が付着した郵便物が送られる騒ぎも起きている。

犠牲となった少年のすぐ近くに「容疑者」の姿

FBIがウェブサイトで公開した容疑者2人の画像
FBIがウェブサイトで公開した容疑者2人の画像

   地元警察の発表によると米国時間4月18日夜、ボストン爆破テロの容疑者2人が郊外の町にあるコンビニエンスストアで盗みをはたらいたうえ、車を奪って逃走。追いかけた警官との間で数発の打ち合いとなり、1人が身柄を拘束されたものの死亡、もう1人はそのまま逃げた。

   FBIは2013年4月18日付で、ボストン・マラソン会場にいた不審な男2人の動画、画像をウェブサイトで公開していた。映像を見ると、黒の帽子とリュックサックを背負って進む「容疑者1」のすぐ後ろを、白い帽子で白っぽいリュックを右肩にかけた「容疑者2」が歩く。顔の拡大画像では、「容疑者2」の横顔の表情が見てとれる。さらにインターネット上には、テロで犠牲になった8歳少年とみられる子が沿道から観戦しているすぐ近くに「容疑者2」の姿が映った写真も出回った。肩にかけていたはずのリュックは、地面に置かれている。

   警察との銃撃戦のうえ死亡したのは「容疑者1」の方だという。「容疑者2」はいまだ逃走中だ。実はこの日、近郊にあるマサチューセッツ工科大学構内でも発砲事件が発生し、警官1人が死亡した。これも2人が関与した疑いがある。

   いまだにこの事件の動機や目的は不明なままだ。しかも米国では、爆発物による事故や騒動が数日間のうちに続出しているから不気味だ。とりわけテキサス州ウエストの肥料工場で4月17日に起きた大規模な火災、爆発では、40人近くが死亡したと報じられた。ボストンでの爆弾テロ直後だったこともあり、米社会に不安が広がった。他にも18日にはカリフォルニア州ロサンゼルスの大学やレストランで爆弾騒ぎがあった。

   これらがボストンでの爆弾テロと関連性があるのかは不明だ。ただ過去には米国内で、反政府・反社会の大きな事件が立て続けに起きた例がある。1993年2月、ニューヨーク・マンハッタンのワールドトレードセンター(2001年の同時多発テロで全壊)で反米テロリストによる爆破事件が発生し、死傷者を出した。その数日後、テキサス州ウェーコで新興宗教「ブランチ・ダビディアン」がFBIによる教団施設の強制捜査に反発して銃撃戦を展開、51日間立てこもった末、FBIの強行突入の際に信者ら80人あまりが自殺した。2年後の1995年にはオクラホマ州のオクラホマシティー連邦政府ビルが爆弾テロに見舞われ、168人が死亡。犯人は軍経験を持つ米国人で、ウェーコの事件における米政府の対応に抗議するために起こしたと主張していた。

同時多発テロの直後に起きた「炭疽菌事件」

   4月19日付の産経新聞は1面で、1993年のウェーコの事件をきっかけに反政府主義の活動家が武装グループを組織し、95年の連邦政府ビル爆破につながった点を指摘。活動家たちは反銃規制を掲げていたという。くしくも現在、銃規制をめぐって大統領と議会がつばぜり合いを繰り広げている。このような動きに反政府・反銃規制グループが怒りを募らせて、ボストンでの事件などを引き起こした可能性がないかどうか、捜査当局が関心を示しているのだという。

   気になる点は、ほかにもある。ボストン・マラソンでの事件直後、オバマ大統領や上院議員、裁判官に、猛毒「リシン」を入れた郵便物が送られていたことが分かった。実はこれも過去の事例と共通点がある。2001年の同時多発テロのすぐ後、炭疽菌の入った手紙がマスコミや上院議員に送りつけられた事件だ。このときは郵便局員や病院職員など5人の死者を出した。容疑者として炭疽菌の研究者が特定されたが、本人がその後自殺。司法省は研究者の単独犯行と断定したものの、動機が判明しないうえにほかにも疑問点が残されたまま、幕引きとなった。

   「リシン」で拘束された容疑者の男性は、米政府に不信感を強めていたという。ただし今のところ、ボストンの爆弾テロとの関連性は伝えられていない。

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