サークル活動は被災者「自立」へのステップ【福島・いわき発】

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   いわき市のイトーヨーカドー平店2階にある、被災者のための交流スペース「ぶらっと」で、きのう(5月3日)から「ぶらっとフェスティバル」が開かれている。5日まで。


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   初日は、「ぶらっと」を会場に活動しているスケッチ教室、藍染め教室の受講者、押し花サークル、エコクラフトサークルの会員による「作品展示会」が開かれた(=写真)。


   作品を発表したのは、主に津波で家を流されたり、原発事故でふるさとを追われたりした被災者・避難者だ。


   きょうは、きのうとは別の作品を展示・即売する「ぶらっとショップ」が開かれる。あすは「ぶらっとライブ」。腕に覚えのあるスタッフやボランティア、学生などが出演する。


   「ぶらっと」は、シャプラニール=市民による海外協力の会が2011年10月に開設した。オープン当初から被災者を対象に各種教室を開いている。その過程で新しい教室が生まれ、避難者が講師になる一方、押し花やエコクラフトのようにサークルへと発展するものが生まれた。


   「取り残さない」ために始めた支援活動の行き着く先は、被災者・避難者の「独り立ち」だろう。教室にあつまった見知らぬ人々がつながりあい、自主的に動き出す――サークル化はそのためのワンステップでもある。


   3・11から2年余。「ぶらっとフェスティバル」は、被災者・避難者が活動の成果を発表する、またとない機会になった。いや、それ以上に一人ひとりが「主役」の晴れ舞台になった――ときおり、横目で活動を眺めてきた者にはそう思われる。

(タカじい)



タカじい
「出身は阿武隈高地、入身はいわき市」と思い定めているジャーナリスト。 ケツメイシの「ドライブ」と焼酎の「田苑」を愛し、江戸時代後期の俳諧研究と地ネギ(三春ネギ)のルーツ調べが趣味の団塊男です。週末には夏井川渓谷で家庭菜園と山菜・キノコ採りを楽しんでいます。
■ブログ http://iwakiland.blogspot.com/

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