猪瀬都知事に20年前の「スキャンダル報道」 「酷い内容」「法的手続き中」と反発

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   猪瀬直樹東京都知事に女性スキャンダルなどが過去にあったと週刊文春が報じ、猪瀬氏は「酷い内容」だと反発している。433万票という史上最高の得票で都知事になった猪瀬氏だが、最近は、その発言などでほころびが出ている。どうなっているのか。

   スキャンダルを報じた週刊文春の特集記事は、5ページにもわたっていた。

女性作家との不倫などを文春が指摘

なぜバッシングが増えた?
なぜバッシングが増えた?

   その2013年6月13日発売号では、作家の中平まみさんが実名で猪瀬直樹知事を告発した。中平さんは、1980年に「ストレイ・シープ」で田中康夫さんと同時に文藝賞を受賞して作家デビューした。父親は、映画「狂った果実」などで知られる中平康監督だ。

   記事によると、猪瀬氏は、91年夏の雑誌対談で中平さんと知り合い、音楽会や食事に誘うなどして男女交際していた。当時、中平さんは独身だったが、猪瀬氏は妻子持ちのため、事実なら不倫関係になる。

   猪瀬氏は交際中、寝室のある事務所に中平さんを呼んだり、中平さんに電話で卑わいな言葉をかけたりしたこともあったという。

   また、中平さんによると、この年の10月10日には、猪瀬氏は、中平さんの実家の車を運転して横浜にデートに出かけ、バーに寄った帰りに高速道路を飲酒運転した。そして、前方の追突事故で急ブレーキをかけた車を避けようとして急ハンドルを切ったため、中央分離帯に激突し、フロントを大破させたが、警察に連絡せずにそのまま車で去った。

   さらに、文春の記事では、中平さんと会わなくなった後の92年1月も、テレビリポーター女性にアプローチし、何度も肉体関係を迫るなどしたという。

   文春によると、猪瀬氏の弁護士が取材に文書で回答を寄せた。中平さんとの不倫交際については、20年以上前のことだが深く反省しているとした。また、飲酒運転はしておらず、軽い自損事故を起こしただけだという。

発言などへのバッシングも増えて

   猪瀬氏は、都知事に就任して2013年6月18日でちょうど半年になるが、最近は、その発言などがバッシングの対象になることも増えている。

   東京五輪招致に際しては、米ニューヨーク・タイムズ紙に立候補他都市をインタビューで批判したと報じられ、発言を訂正して謝罪する事態に追い込まれた。しかし、ツイッターで「今回の件で誰が味方か敵か、よくわかった」とつぶやき、ネット上で反省が足りないと厳しい指摘も出た。

   また、橋下徹大阪市長の慰安婦発言について、猪瀬氏は、「多くの女性の名誉や尊厳を傷つける問題になる」と述べたが、ネット上では、これにも異論が相次いだ。橋下氏の発言を擁護した石原慎太郎前都知事にも同じことが言えるのか、五輪招致失敗の責任を橋下氏にも押しつけようとしているのか、といったものだった。

   ただ、今回の文春報道については、ネット上では、猪瀬氏への批判は出ているものの、「さすがに古いなぁ」「こんなことを週刊誌に暴露する奴のほうが信じられんわ」といった冷ややかな声も多かった。

   文春報道が事実かどうかについて、猪瀬直樹事務所では、J-CASTニュースの取材に対し、猪瀬氏がこう報道にコメントしていることを明らかにした。

「酷い内容である。法的手続きの準備に入っている。すべては弁護士に任せてある」

   しかし、個別の取材には答えていないといい、これ以上はコメントできないということだった。

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