楽天・三木谷氏が加藤コミッショナーの責任追及か 10日に注目のプロ野球オーナー会議

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   プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスのオーナー、三木谷浩史氏のオーナー会議出席に注目が集まる。統一球問題で批判を受けながらも辞任を否定する加藤良三コミッショナーに対して、責任を追及する公算が高いからだ。

   楽天は、加藤コミッショナーが3選を目指した2012年に反対の意向を示していた。今回は自ら、コミッショナー退場への引き金を引くのだろうか。

「何らかの形で辞任を表明するのではないか」

オーナー復帰後初めてオーナー会議に出席する予定の三木谷氏(12年11月撮影)
オーナー復帰後初めてオーナー会議に出席する予定の三木谷氏(12年11月撮影)

   オーナー会議は日本野球機構(NPB)の合議・議決機関と野球協約に定められ、コミッショナーの任免もオーナー会議で決まる。2013年7月10日に会議が予定されているが、楽天オーナーの三木谷氏が出席するのは、2012年に現職に復帰してから初めてだ。7月9日付のサンケイスポーツは、一連の統一球問題で加藤コミッショナーの統治能力を疑問視して、三木谷氏が「厳しい意見を突きつける可能性も浮上」とし、「直接対決」で責任を追及する構えだと一面で報じた。

   三木谷氏本人は9日午前、ツイッターで「うーむ、なんかスポーツ紙がすごいことに、なってますね」とつぶやいた後、「統一球問題について皆さんのご意見を募集(し)ます。今更感はありますが」と続けた。ファンの声を集めて、会議の場でコミッショナーにぶつけようとの考えかもしれない。

   楽天は2012年7月のオーナー会議で、加藤コミッショナーに1度「ノー」を突きつけている。コミッショナー再任の決議の際、当時楽天のオーナーだった島田亨氏(2012年8月に三木谷氏と交代)が1回目で反対票を投じたのだ。この時はオリックス・バファローズのオーナー、宮内義彦氏も同調。最終的には、コミッショナーの役割の明確化と選考方法の決定を条件に賛成に回ったものの、その1年後にあたる7月10日の会議で、楽天側が統一球問題を背景に厳しい態度で臨むことは間違いなさそうだ。

   サンスポは、オーナー会議で一気にコミッショナー解任までは進まないだろうと予想するが、「波乱の可能性」も捨てていない。スポーツジャーナリストの菅谷齊氏はJ-CASTニュースの取材に、「加藤氏本人が、何らかの形で辞任を表明するのではないか。既にある程度の根回しをして(辞任の)条件を詰めているはず。何も発言せず無視を決め込めばそれこそ、三木谷氏ら『改革派』に突き上げられてしまう」と話す。オーナーたちは、会議の場で糾弾した挙句に「クビ」にするわけではないが、これ以上の事態の悪化を防ぐためには加藤氏が辞任するしかないと、言わば「事実上の解任」に及ぶ可能性がありそうだ。

「王コミッショナー待望論」が辞任へのシグナル?

   菅谷氏は、加藤コミッショナー「退場」のシナリオは7月1日、巨人軍の渡辺恒雄球団会長が次期コミッショナーに王貞治氏の名前を挙げた時点で描かれていたと考える。翌日も渡辺会長は報道陣に「王コミッショナー待望論」をぶち上げ、「俺はほかに誰も押さない」と明言した。「これが加藤氏に向けた、コミッショナー辞任へのシグナルだったのではないでしょうか」

   では「辞め時」はいつか。菅谷氏は全日本柔道連盟の上村春樹会長の辞任騒動を例に挙げる。柔道界の度重なる不祥事にもかかわらず、全柔連トップである上村会長が職にしがみついたことで批判が集中した。ようやく6月24日に「改革が軌道に乗ったら辞任する」と発言し、10月をめどにすることを示唆した。全柔連のケースとは異なるが、統一球問題は多くの野球ファンの信頼を失ったのは間違いない。加藤コミッショナーがただちに辞任するかは微妙だが、任期満了までとなれば世論の理解が得られない。結局は一定の時期を決めて身を引くと発表するのではないかという。

   オーナーの不評により辞任したコミッショナーは、過去にも存在する。1979年から6年間務めた、故・下田武三氏だ。だがその原因は、不祥事や世間から批判を受けたからではない。下田氏は球界の改革にらつ腕をふるい、時には強いリーダーシップを発揮したためオーナーと衝突、そのため一部のオーナーから再選の支持を得られずにやむなく職を辞したようだ。菅谷氏は「下田氏のケースは、加藤氏とは正反対」と述べ、こう強調した。

「今回は、むしろオーナーが動かないとファンは激怒するでしょう。プロ野球離れが深刻化してしまいますよ」
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