13年夏参院選 野党はいま
野田前首相、「あの人は今」と言わせない! ガングロ日焼けでアベノミクス攻撃

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   野田佳彦前首相の退陣から半年あまり。良くも悪くも、何かと話題になる他の首相OB組に比べて、この人の名前を聞く機会がガクンと減った。

   かつての「ドジョウ宰相」は、いま何をしているのか。安倍政権をどう見ているのか。その地元・千葉県に向かった。

苦手のツイッターも本格始動

こんがり焼けた顔で、民主候補の応援演説に立つ野田前首相(9日撮影)。下は首相在任中(11年12月撮影)
こんがり焼けた顔で、民主候補の応援演説に立つ野田前首相(9日撮影)。下は首相在任中(11年12月撮影)
「安倍政権の金融緩和策は、体操でいえばウルトラE、いやウルトラFの難しい技です。問題は着地できるかどうか。ロンドン五輪で、内村航平選手は見事な着地で金メダルを取った。しかし安倍政権が着地に失敗すれば、痛い思いをするのは安倍首相ではない。国民の皆様です」

   9日午後2時、千葉県八千代市の東葉高速線・八千代中央駅前で、野田前首相はそう声を張り上げた。最高気温35度。さすがに上着は脱いでいるが、長袖の白ワイシャツにネクタイ姿でマイクを握る。真夏日の太陽が容赦なく照りつけている。

   一見して驚くのは、その日焼けぶりだ。その顔は往年のガングロギャルさながらに真っ黒、首相時代とはすっかり見違えた風貌は、猛暑の中、連日遊説を続けていることの証だ。

   首相退陣以来、野田前首相はメディアにはほとんど登場せず、あえて「兵を語る」ことをしなかった。しかし6月24日、衆院本会議で安倍晋三首相と論戦を繰り広げたのを皮切りに、再び水面に顔を出し始めたようだ。警護への遠慮を理由に長らく中断していた地元での駅頭立ちも25日に再開、また7月以降は、「とても苦手」(野田事務所)だというツイッターにもようやく取り組み始めた。ほとんど告知がないこともあり、まだフォロワー数は少ないが(10日現在4000人弱)、当人は演説日程を中心に淡々とつぶやきを続けている。

「千葉駅のクリスタルドーム前で、長浜ひろゆき候補と第一声です。昨日は、熊本でしたが、今週後半は千葉です」(7月3日)
「今日は、長浜ひろゆき候補と習志野から幕張、稲毛海岸をガラス張り車でまわります。15時半すぎには稲毛海岸駅南口です」(7月5日)
「暑いですね。皆さまも熱中症にお気をつけくださいね。午後早めに千葉での活動を離れ、風間候補の応援で新潟に向かいます。集会などで戸外でのご挨拶はない予定です」(7月10日)

アベノミクスは「面白がられている」だけ

演説終了後、握手を求めて野田前首相の周りには人垣ができた
演説終了後、握手を求めて野田前首相の周りには人垣ができた

   ツイートから確認できるのは、お膝元・千葉での演説の多さだ。千葉選挙区(定数3)ではダブル当選を狙う自民の2候補に、現職の民主候補・長浜博行前環境相が自ら認める「苦しい戦い」を強いられている。安倍首相も8日に千葉入りするなど攻勢を強めており、野田前首相も連日のように、県内各地を遊説する。

   記者が取材した9日は、山梨県で39度を超えるなど、全国各地で今夏最高気温を記録した所が多かった。

   「(選挙カーの)中にいるとボイル、上に立つと鉄板でフライになってしまいます」と笑わせつつ、しかし暑さに負けないほどのエネルギーで、野田前首相はアベノミクス批判をまくし立てる。

「多くの人が株価や円安に一喜一憂していますが、皆さんは株を持っていますか? 株を売り買いできない、生計を立てるので精一杯という人にも景気回復の恩恵が及ぶようにするのが私は政府の役割であり、(国民生活に直結しない)アベノミクスは残念ながら『的外れ』だと思っています。決して海外からも『評価』されているわけではありません。『どうなることやら』と投資家に面白がられているだけなんです」

   平日の昼間にも関わらず、中高生から高齢者まで、100人近い聴衆が集まった。決して「熱狂的」反響というわけではなかったが、演説が終わると野田前首相の周りは握手を求める人で埋まり、人気健在を感じさせた。

   「ドジョウ」は精がつくものとして、夏の季語とされている。こんがり焼けた元ドジョウ宰相も、忙しい夏が続きそうだ。

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