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レイ・ドルビー氏死去 「ドルビーサラウンド」の生みの親

   「ドルビーサラウンド」「ドルビーデジタルシネマ」など、音響記録・再生技術の研究、開発を行う米ドルビーラボラトリーズの創業者、レイ・ドルビー氏が2013年9月12日(現地時間)、サンフランシスコの自宅で死去した。80歳だった。ここ数年アルツハイマーを患い、13年7月には急性白血病と診断されていた。

   ドルビー氏は1949年から57年まで米国のエレクトロニクス会社・アンペックスに勤務し、61年ケンブリッジ大学で物理学の博士号を取得。65年に英ロンドンでドルビーラボラトリーズを設立、76年にサンフランシスコに移転した。

   生涯で50を超える米国特許を保有し、86年には大英帝国勲章を受勲している。