中国で日本製「紙おむつ」人気沸騰中 転売相次ぎ日本国内で品薄傾向

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   日本製の「紙おむつ」が中国で飛ぶように売れている。特に人気の「メリーズ」(花王)はブローカー業者が日本から転売するケースも増え、国内からは「品薄」を嘆く声も聞こえてくるほどだ。

   大手メーカー各社は現地工場でも製品を生産しているが、転売ビジネスが成り立つほど「純日本製」の人気が高まっているのはなぜなのか。

高品質に加えて通気性のいい「メリーズ」が大人気

赤ちゃんには「純日本製」を(画像はイメージ)
赤ちゃんには「純日本製」を(画像はイメージ)

   中国網などの現地メディアは2013年4月、日本製紙おむつの買い占めが香港で起きていると伝えた。中国本土に持ち込むために購入していく業者が押し寄せるため、店先からは日本製が品薄になっているという。各店は頻繁に値上げをするが、それでもなお供給不足は続いているそうだ。こうした日本製人気はいまだに続いていて、日本国内には紙おむつの買取・輸出を行うブローカー業者が増えてきている。

   「日本製は品質がいいと人気です。当社でも年々輸出量が増えています」と語るのは大阪市内の紙おむつ買取業者の担当者。中国での人気に目をつけ、本業とは別に2009年ごろから買い取り事業を開始した。売りに来る顧客の大半は大阪市内の個人や業者だという。ユニ・チャームや大王製紙の一部商品も扱っているが、メーンは花王の「メリーズ」だ。「中国沿岸部は高温多湿なので、通気性に優れているメリーズが人気なのだと聞いています」という。インターネットで検索してみても、メリーズをメーンに扱うブローカー業者はいくつも見つかる。各業者のサイトやブログを見るかぎり、いずれも景気はいいようだ。

   一方で、問題も浮上している。国内一部エリアのドラッグストアや量販店では、メリーズの棚が空っぽになってしまうという事態が相次いでいるのだ。特になくなっているのはM、Lサイズのテープ型。ネット上には、「近くの薬局は2か月くらい売っていません」「最近はドラッグストア4、5軒見て回るのが当たり前になってきた」といった愛用者の声や、「出すと中国人に買われてしまうので、店に出さないでお客様から問い合わせがあると出している」といった店関係者からの書き込みがある。どうやら、転売目的の容赦ない買い占め行動に客も店も困っているらしい。

中国製の紙おむつは「おしりがかぶれる」?

   正規ルート以外からも輸出される日本製の紙おむつだが、高品質とはいえ、中国では日本の2倍近い価格で販売されている「高級品」だ。そのため、日本の大手メーカー各社は、中国で急成長する乳児用おむつ市場を狙い、輸出中心の販売からコスト競争力のある現地生産への切り替えを進めている。09年から「メリーズ」を輸出している花王は2013年1月、中国の消費者が重視する「おしりのさらさら感」を追求した中国専用商品「メリーズ 瞬爽透気」の展開を開始した。価格も1枚約1.6元(約27円)と、輸出品のメリーズ(1枚約46円)より安い。花王によると「売り上げは好調。内陸部にも販路を拡大する予定です」とのことだ。

   それでも「日本製信仰」は根強い。口コミサイトでも日本製は軒並み高い評価で、買い求める消費者が絶えない。背景には富裕層・中間層が拡大し、子供への出費を惜しまない家庭が増えたこと、そして中国製への不信感があるようだ。08年にメラミン入り粉ミルクによって乳児が死亡し、外国製粉ミルクの買い占めが起きた一連の騒動は記憶に新しいが、「中国製」の紙おむつについても疑心暗鬼になっている親は少なくない。その傾向は「中国製のおむつだと赤ちゃんのお尻がかぶれる」との情報が国内で広がった12年10月ごろから顕著になり、日本製信仰に拍車をかけた。

   だが最近では日本製の模造品も数多く出回っているため、消費者が「日本製」を見分けるのも難しいのが現状のようだ。中国版Amazonで販売されている日本製紙おむつのレビューを見ても、「これは明らかに偽物」「プラスチックの臭いがした」といった苦情が多数書き込まれていて、「本物」探しに苦心している様子がうかがえる。

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