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韓国、自衛隊支援の小銃弾1万発を返却

   自衛隊が国連を通じ南スーダンで活動する韓国軍に小銃弾1万発を提供した問題で、韓国軍は2014年1月10日、提供を受けた小銃弾を全て国連に返却したことを明らかにした。

   南スーダンで国連平和維持活動(PKO)に参加する韓国軍部隊は自衛隊に対し「周りは敵だらけで弾薬が不足している。1万発の小銃弾を貸してほしい」などと提供を求め、自衛隊は国連を通じて無償で提供した。ただし韓国内では自衛隊からの提供を受けたことに対して、政府や軍に激しい批判が向けられ、国連には依頼したが自衛隊には要請していなかった、などといった苦しい弁解も出ていた。13年12月26日に安倍晋三首相が靖国神社に参拝したことも影響し、早期に返却するべきだという声があがっていた。