長野県建設業厚生年金基金、年金損失なんと200億円超 タイ逃亡の元事務局長、横領に収賄とやりたい放題!

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   横領に収賄と、年金資金の運用や管理を実質的に一人で賄っていたとはいえ、長野県建設業厚生年金基金の元事務局長、坂本芳信被告(56)=業務上横領罪で公判中=は、やりたい放題だった。

   これまでの業務上横領の容疑に加えて、今度は年金基金の投資先のファンド運営会社から現金を受け取ったとして、長野県警は収賄容疑で坂本被告を2014年2月10日に再逮捕した。4度目の逮捕で、容疑を認めているという。

未公開株への投資の契約などで便宜

   再逮捕の容疑は、2005年7月ごろから06年7月ごろまでのあいだ、未公開株への投資の契約や契約継続で便宜を受けた謝礼などで、投資先のファンド運営会社、アール・ビーインベストメント・アンド・コンサルティングの役員らから3回に渡り現金総額400数十万円を受け取った疑い。

   厚生年金保険法は、厚生年金基金の職員は公務員とみなすと規定。収賄罪の適用対象となる。収賄の公訴時効は5年だが、坂本被告は2010年9月から13年11月までタイに逃亡していたため、この間の時効は停止。長野県警などはタイ逃亡以前の一時的な海外渡航期間も算入し、収賄容疑での逮捕に踏み切った。

   一方、贈賄の時効は3年で、アール社側は時効が成立している。報道各紙によると、アール社側は、坂本被告が当時「みなし公務員」であると認識していたという。

   坂本被告は、2005年6月~10年9月の年金基金の使途不明金の全額にあたる約24億円の横領を認め、そのうちの約3億1800万円については業務上横領罪で立件されている。

もともと「赤字基金」、未公開株やAIJ事件で損失…

   一方、370の事業者が加入する長野県建設業厚生年金基金の損失は、坂本被告の横領が約24億円と、資産運用を委託したソシエテジェネラル信託銀行(現SMBC信託銀行)がアール社などを通じて投資した未公開株ファンドへの約62億円、これに旧AIJ投資顧問による運用失敗が64億円。さらに他の資産運用の損失や、もともと年金給付額のほうが多く、年間10億円程度の赤字を計上していた「赤字基金」だったことから、坂本被告が運用を担当していた5年間に、年金資産は200億円超も目減りした。

   資産運用の損失は、基本的には自己責任だ。横領についても、坂本被告に24億円の返済を求めても、返済能力はないだろう。200億円超もの資金が戻ってはこないのだ。

   未公開株への投資をめぐっては、年金基金が2014年1月28日、運用委託先の旧ソシエテジェネラル信託銀行に約58億3000万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。

   年金基金によると、信託銀行は04年1月に約54億円の運用委託の契約を結び、アール社を介して約53億円を未公開株に投資したが、回収できなくなった。信託銀行はリスクの説明をせず、投資先の運用実態を監視する注意義務を怠ったとしている。

   少しでも穴埋め金額を減らさないと、370の事業者がそれを負うことになりかねない。

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