山を霞ませるPM2.5、目に見えない放射能【福島・いわき発】

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   水曜日(2月26日)は朝、真っ先にフェイスブックでPM2.5注意喚起情報を知った。今は在宅ワークの身だから、用がなければ外へ出ない。不要不急の外出は避ける、外出時にはマスクを――午前中は、そんな心配をせずにすんだ。


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   いわき市生涯学習プラザが同所で講座「はじめよう!ボランティア」を開いている。26日は4回目で、いわきで被災者の支援活動を展開している「シャプラニール=市民による海外協力の会」のスタッフが講師を務めた(=写真)。


   シャプラのボランティア観、スタッフのボランティア歴を知り、いわきでのシャプラの3年間を振り返るいい機会なので、午後2時開催の時間に合わせて街へ出かけた。驚いた。街の西方に連なる阿武隈の山々が水墨画のようにかすんでいた。


   風はない。空気がよどんでいる。女子高校生がマスクをして歩いていた。その晩、わが家へやって来た友人もマスクをしていた。


   3年前の春、道行く市民は私も含めてあらかたマスクをしていた。大震災と原発事故がおきた。それこそ、不要不急の外出は避ける、外出時にはマスクを――という緊急事態になった。


   PM2.5は放射能と違って、「霞がかる」という現象を通して目に見える。それは西の山を越えてやって来る。


   今からざっと40年前、県といわき市は大気・水質汚染などの公害防止対策にやっきになっていた。対策が奏功し、公害は徐々に沈静化した。代わって浮上したのが地球規模での環境問題だ。放射能、PM2.5――"国際公害"があらためて意識にのぼってきた。


   行政によれば、PM2.5には排ガス、および硫黄酸化物・窒素酸化物・揮発性有機化合物などのガス状大気汚染物質が大気中で化学反応をおこし、粒子化したものがある。酸性雨の原因物質ではないか。きのうの夜、さっと雨が降った。いやな感じになった。


   肝心のボランティア講座の話は? それはまたの機会に。

(タカじい)



タカじい
「出身は阿武隈高地、入身はいわき市」と思い定めているジャーナリスト。 ケツメイシの「ドライブ」と焼酎の「田苑」を愛し、江戸時代後期の俳諧研究と地ネギ(三春ネギ)のルーツ調べが趣味の団塊男です。週末には夏井川渓谷で家庭菜園と山菜・キノコ採りを楽しんでいます。
■ブログ http://iwakiland.blogspot.com/

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