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リソー教育に違約金1000万円 粉飾決算問題で 東証

   個別指導塾の「TOMAS(トーマス)」などを展開する、学習塾大手のリソー教育は、東京証券取引所から「投資者の信頼を毀損した」として上場契約違約金1000万円の支払いを、2014年3月10日に求められたと、同日発表した。あわせて、東証は内部管理体制について「改善の必要性が高い」として特設注意市場銘柄に指定。11日から1年を改善期間として、1年後に審査を受ける。

   リソー教育は2008年2月期から13年3~8月期にわたって不適切な会計処理を続けていた。総額で売上高を83億円、純利益を58億円過大に計上していた。水増し分を除くと、12年2月期には債務超過に陥っていた。

   リソー教育には、証券取引等監視委員会が7日、金融庁に約4億円の課徴金を課すよう、勧告している。