「競輪選手をレースから締め出さないで!」 東大医学生が署名をよびかける

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   オリンピックメダリストを含む競輪のトップクラスの選手23人に対して、日本競輪選手会が自粛休場を勧告した。選手らが同会脱退と新選手会への移籍を発表し、その後、撤回したことが、「規律を乱した」と判断されたからだという。

   最長1年間の出場自粛という重い処分となったが、少しでも処分を軽くしようと東大生らが署名活動を行っていた。

「一人のファンとして非常に残念」

「競輪を応援する学生の会」ウェブサイト
「競輪を応援する学生の会」ウェブサイト

   移籍をめぐる騒動の発端は2013年12月の新選手会発足の発表だった。日本競輪選手会に所属するアテネオリンピックで銀メダルを獲得した長塚智広選手や、村上義弘選手、武田豊樹選手などが、「SS11(エスエスイレブン)」を母体とする新選手会への移籍を表明した。

   東京スポーツウェブ版によると、移籍理由について武田選手は

「まだまだ自転車競技の強化普及、発展のためにもっともっと加速をしなくては2020年の東京オリンピックでメダルを量産する選手を育てられないと思います」

と、世界で活躍できる選手の育成などが目的であると説明していた。

   しかし、一方的に退会届が送られて事前連絡がなかったことを日本競輪選手会は問題視して退会を認めず、退会を申し出た全員を除名処分にする意向を示した。これを受けて2014年1月20日、選手らは退会を撤回して謝罪会見も行い除名処分は免れたが、何らかの処分が検討されていた。

   騒動を報道で知って選手の処分を軽くしようと署名活動を始めたのが、東京大学医学部5年の齋藤宏章さんだ。「競輪を応援する学生の会」を立ち上げ、処分が決まる2日前の3月10日に日本競輪選手会に提出することを目標に、ネット上で「23名の競輪選手をレースから締め出さないで!」と署名を呼び掛けた。

   署名公式サイトの説明によると齋藤さんは、東大の剣道部に在籍していたころ、今回処分の対象となった選手に筋肉トレーニングの指導を受けた。選手と接するうちに競輪にも興味を持つようになり、現地まで観戦に行くほどのファンになった。

「GP(KEIRINグランプリ)最終レースに出場した9名の選手のうち5名が今回処分を検討されています。彼らによるレースが今後しばらく見られなくなるとしたら、一人のファンとして非常に残念」

と思いを記している。

568人分の署名を提出

   公式サイトのほかツイッターやフェイスブックでも情報を発信した結果、6日間で568人の署名が集まった。署名とともに「23人が出場しない期間は、競輪場へ行かないつもりです。彼らの行動には賛同しています」「公共ギャンブルとしてではなく、スポーツとして競輪が好きです。競技の面白さを広くピーアールしてメジャースポーツの仲間入りをして下さい」といった文章も応援メッセージとして届いた。3月10日に齋藤さんらは東京・板橋区の日本競輪選手会に出向き、要望書と署名を担当者に手渡した。

   だが、その2日後に同会が発表した処分は、長塚、武田、村上選手に1年間の出場自粛勧告、その他選手も8か月、6か月と厳しいものだった。処分が軽減されることはなかったが、ネットでは学生らの取り組みに対して、

「どうなるか分かんないけど、とりあえず競輪場で車券買いながら、何十年も競輪守ってきたじいさんらと話してみるといいよ。こんな競輪を好きになってくれてありがとう」

といった声が寄せられている。

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