「飯塚事件」の再審請求棄却 福岡地裁

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   福岡県飯塚市で1992年に女児2人が殺害された「飯塚事件」を巡り、福岡地裁は2014年3月31日、死刑執行された久間三千年・元死刑囚(当時70)の妻の再審請求を棄却した。平塚浩司裁判長は「確定判決の有罪認定に合理的な疑いは生じない」とした。弁護団は福岡高裁に即時抗告する方針。

   争点となったのは、被害者の体に付着した「犯人の血痕」と元死刑囚のDNA型が一致したと認める根拠になったDNA鑑定書の評価。鑑定は、再審無罪となった「足利事件」と同じ時期、手法で行われた。弁護団は、血痕などの試料が残っていないため、鑑定結果を撮影したネガを解析し、真犯人とみられる異なるDNA型が写っている可能性を指摘していた。これに対し、地裁は検察側の反論を認める形で「抽象的な推論に過ぎない」と指摘した。

   久間元死刑囚は94年に死体遺棄容疑や殺人容疑などで逮捕されたが、一貫して無罪を主張。06年に最高裁が上告を棄却して死刑が確定し、08年に刑が執行された。妻は09年に再審請求した。

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