ASKA容疑者作の福岡市「イメージソング」 逮捕受けて使用状況調べ、対応検討へ

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   「CHAGE and ASKA」のASKA(本名・宮崎重明)容疑者(56)逮捕は、出身地の福岡にも影響を及ぼすことになりそうだ。福岡市は1989年の市制100周年記念に「イメージソング」の制作をASKA容疑者に依頼し、今でも市役所の電話保留音などに使用されているからだ。

   市では、曲がどのような場面で使われているかをリストアップした上で、対応を検討するなどの対応を迫られている。

徳永英明さんが歌って「夢の黄金コンビが実現」

ASKA容疑者の逮捕は福岡市にも影響が出そうだ(写真は1989年にアジア太平洋博覧会=よかトピアが開かれたシーサイドももち地区)
ASKA容疑者の逮捕は福岡市にも影響が出そうだ(写真は1989年にアジア太平洋博覧会=よかトピアが開かれたシーサイドももち地区)

   ASKA容疑者は福岡市の隣町にあたる大野城市出身で、福岡市ともかかわりが深い。そこで、福岡市が市政100周年の節目にASKA容疑者に作詞・作曲を依頼して完成したのが、バラードの「心のボール」だ。小学校時代を福岡市で過ごした歌手の徳永英明さん(福岡県柳川市出身)が歌い、後にCHAGE and ASKAのベストアルバムでもセルフカバーされている。当時の西日本新聞(1989年10月21日)によると、

「普通、レコード会社の系列から徳永さんの曲を飛鳥さんが手掛けることはないが、福岡市が100周年ということで徳永さんらに働きかけて、夢の黄金コンビが実現した」

   という。1989年に福岡市以外にも横浜市、名古屋市、仙台市などの政令指定都市が市政100年を迎えており、各地で記念イベントが開催された。福岡市の目玉イベントが「アジア太平洋博覧会(よかトピア)」で、「心のボール」も博覧会会場で発表された。発売直後にはオリコンのCDランキングで8位にランクイン。自治体のイメージソングとしては異例の売り上げだとされた。

電話の保留音として使用、PRイベントでも

   今でも福岡市の「イメージソング」は「心のボール」だけで、福岡市を代表する曲としての意味合いも帯びていると言える。ASKA容疑者の逮捕を受けて、楽曲が市役所内でどのような形で使用されているか確認作業を進めている。現時点では電話の保留音として使用されていることが確認されているほか、PRイベントでも流れていた可能性があるという。使用状況を把握次第、対応を検討する方針で、

「きちんと手続きを踏んで決めたものなので、慎重に進めたい」(文化振興部)

と話している。

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