中古車もネットで買う時代がやってきた アマゾンが参入、大手ガリバーなども動き出す

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   インターネット通販大手のアマゾン・ジャパンが、ついに中古車の販売まで始めた。需要の高い軽自動車やコンパクトカー(小型車)などの車種を中心に、国内のすべてのメーカーから約200台を、55万円以下の低価格で提供する。

   アマゾンの取扱商品は1億品目以上にのぼる。2014年4月には酒類を自ら仕入れて販売する直販を開始したばかり。そんなアマゾンが中古車販売に乗り出したことで、クルマもネットで購入する時代が始まったようだ。

消耗品は新品に交換、納車後1週間以内であれば返品も可

アマゾンで中古車が買えるようになった!(アマゾン・ジャパン提供)
アマゾンで中古車が買えるようになった!(アマゾン・ジャパン提供)

   アマゾンの中古車販売は、同社のカー&バイク用品ストア内に、中古車販売業者のネクステージが「出店」。日産自動車の小型車「マーチ」や富士重工業の「レガシィツーリングワゴン」、トヨタ自動車の「ノア」など、約200台の国産車を用意した。

   サイトの最大の特徴は、「わかりやすさ」「買いやすさ」を求めた点だろう。車体価格は、33万円、44万円、55万円の3つ。この価格に、登録費用や納車整備料、重量税や消費税、自賠責保険料が含まれている、「総額表示」とした。

   アマゾン・ジャパンは、「クルマのネット販売はすでに取り扱っているところがありますが、メンテナンスの状況や送料などがわかりづらく、選びにくかったようです。わたしどもでは価格もシンプルに設定。その中に諸費用を含め、お客様に安心して利用できるようにしました」と話す。

   一般に、クルマの購入時にかかる諸費用は10万円程度とされるが、ネット販売では店舗販売に比べて人件費などのコストが減らせるため、低価格に抑えられる。また、購入時には車庫証明をはじめ必要書類の用意など、わずらわしい手続きが少なくないため、「できるだけ手間を省いて、手軽に購入してもらえる」(ネクステージ)ようにした。

   消費者は中古車の画像に加えて、クルマの車種や走行距離、年式などをもとに選べる。実物を見なくても購入できるよう、タイヤやバッテリー、ブレーキ、エンジンオイルなど主な8つの消耗品をすべて新品に交換。整備が完了した状態で、アマゾンのカー&バイク用品ストアに掲載する。

   消費者が自動車登録に必要な書類をネクステージに送付すると、ネクステージが車庫証明などの届け出を済ませてくれる。決済はクレジットカード。関東や関西、中部の地域に限り納車にかかる送料は無料。購入から最短2週間で受け取れる。

   アフターケアは新車の保証に準拠。1年間、全国のネクステージの提携工場で対応する。納車後1週間以内であれば、3万円の送料はかかるが返品も可能だ。

   ネクステージは今後、オンライン販売事業全体で3 年後に年間3 万台の販売を目標としている。アマゾンも中古車の販売を通じて、関連するカー用品などの売り上げ拡大につなげる狙いもある。

オートバックスも「検討中」

   国内の中古車市場は、2013年の販売台数で前年比横ばいの約700万台(日本自動車販売協会連合会など)。中古車を購入したい人はこれまで、インターネットで価格などの情報を入手したうえで、実際の店舗を訪ねて購入するケースがほとんど。

   また、中古車のネットオークションなどでは、納車後にトラブルになるケースが少なくなく、「実物を見たいという人は多い」との指摘もある。

   とはいえ、中古車のネット販売は進みそうだ。アマゾン・ジャパンはネクステージ以外の中古車販売業者の取り扱いについて、「将来的には拡大もあり得る」という。「まず現在のスキームがきちんと軌道に乗るかどうか見極めたい。車種の拡大なども、いまはクレジットカードでの決済の範囲で設定しているので(輸入車などの)高額な車種は展開しないが、これも見極めてから考えたい」と話している。

   また、中古車販売大手のガリバーインターナショナルも「現在構想中で、取り扱いに向けて動いているところ」と、前向き。「消費者がネットを使って商品を探して、出会い、購入するケースが増えています。クルマも例外ではないと考えていて、(ネットを)人とクルマの新しい出会いの場とみています」と話す。

   同社は2018年までに800か店(14年2月時点で417か店)に店舗網を拡大する計画があるが、「ネットと実店舗の両方を接点にしていきたい」という。

   カー用品から中古車販売までを取り扱うオートバックスも、「検討中」だ。

   ネット販売の利用者には若者層が多い。一方で、軽自動車などの中古車の価格は比較的安いので、「マッチングの機会は増える」とみている。

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