「食べログ 話題のお店」ステッカーを「余計なお世話」とゴミ箱へ  店主の思い切った行動がネットで喝采

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5年前から削除申請するも取り合ってもらえず…

   3日に記者がお店を訪れると、店主の宮地泰隆さんはツイートに至った背景を説明してくれた。

「もともと匿名ユーザーが評価する商業目的の不透明なサービスには参加したくないんです。食べログには店の情報が掲載された5年ほど前から削除申請をしているんですよ。かれこれ10回以上はやりとりをしていますが、あちらからの連絡といえば『有料会員』のお誘い。それで先日、封筒で返事が来たかと思えば『話題のお店』選出です。ふざけるなー!ってことでゴミ箱写真を…」

と苦笑する。

   同店の食べログページは現在もあり、3.48という高評価がついている。これについて「看板を出してやっているわけですし、店名や住所が載るのは仕方ない。好意的なコメントが付けば単純にありがたいとも思います」としながらも、「それでも、匿名の人から採点されるシステムには参加したくありません。中には『本当に店に来たの?』と思うような誤認情報を書いたレビューもあり、評価システムに強制参加させられる限り、それが野放しにされる事になる」と運営側の対応を問題視する。

   その上で今回のステッカーについては「真面目に仕事して評価して頂いたと思う店もあると思います。でも、揉めている相手にこれ貼れよと送りつけるものじゃないです。そんなサイトにお客さんから預かったお金を支払うなら、もっと店やお客さんのためになるよう有意義に使いますね」と話した。

   同店に限らず、食べログに掲載されることを快く思っていない店は少なくないようだ。2010年9月には佐賀市内の飲食店が、店の最新情報が掲載されていないことから情報削除を求めて佐賀地裁に訴えを起こした。2014年2月には「秘密の隠れ家」をコンセプトとしていた大阪市内のバーが情報削除を求め、運営のカカクコム側が「表現の自由」を理由に拒まれたことから訴訟に発展した。

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