ダイハツの新型コペンが大人気 月販目標の6倍を受注、好調続くか

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   ダイハツが2014年6月19日に発売した軽自動車のスポーツカー、新型コペンが予想を上回る人気を示している。発売から7月18日までの約1か月の受注が月販目標(700台)の約6倍となる4000台に達した。

   日本市場でスポーツカーは「冬の時代」が長く続いたが、トヨタ自動車と富士重工業(スバル)が共同開発したトヨタ86、スバルBRZが2012年の発売以来、好調な販売を維持しており、商品開発しだいでは日本でもスポーツカーがヒットすることを今回も証明した格好だ。

若者のクルマ離れを食い止めた

   ダイハツによると、コペンの受注は「好調な立ち上がり」。「新骨格構造や内外装着脱構造の採用により、お客様に『感動の走行性能』と『自分らしさの表現』という新たな価値を提供できるクルマで、40歳代までのお客様が5割を占めるなど、若いお客様からも多くの支持を得ている」という。

   同社によると、受注した4000台のうち、年齢別に10~20代は10%、30代は20%、40代は20%で、50代は25%、60代以上は25%を占めている。年齢が上がるにつれ、コペンの所有割合が増えるのは事実だが、40代以下が5割というのは近年のスポーツカーでは珍しく、「若者のクルマ離れを食い止めた」と言えるだろう。

   課題は、この人気をどこまで維持できるかだ。トヨタ86とスバルBRZのように月販目標をほぼ毎月クリアしなくては、ヒット作とは言えない。

   少量生産のスポーツカーはコストがかさみ、一般に同クラスのミニバンやセダンに比べると価格が高い。廉価モデルで比較してもトヨタ86が205万円台、ホンダCR―Zが243万円台なのに対し、コペンは179万円台。軽としては決して安くないが、軽ゆえに軽自動車税や自動車保険など維持費は格段に安くなる強みもある。スポーツカーに乗ってみたい若者にとって、軽である意義は大きく、ダイハツの狙いもそこにあるのは間違いない。

ホンダも軽スポーツカー市販か

   もちろん、コペンの人気は維持費の安さだけではない。ダイハツはコペンの発売に当たり、「軽自動車の新しい価値を提供すべく、開発・生産と営業活動の両面から新たな取り組みを実施する」と表明。ボディーの外板を13個の樹脂パーツで構成し、クルマ購入後もユーザーの好みに合わせてデザインを変更できるようにするなど、新たに「着せ替え機能」を搭載した。

   また、全国の販売会社の店舗に認定ショップ「コペンサイト」を設置し、認定スタッフ「コペンスタイリスト」がコペンの楽しみ方を提案するなど、新たな試みを導入した。トヨタも86のカスタマイズやイベントなどの情報発信基地としてディーラーを活用しているが、子会社のダイハツも同様の戦略をとったのが功を奏したようだ。

   日本国内ではバブル末期の1990年代初頭、軽の本格スポーツカーが次々と登場した。ホンダビート、スズキカプチーノ、オートザム(マツダ)AZ―1などだ。いずれも軽の枠内で最高の性能を求めたスポーツカーで、一世を風靡した。これらのスポーツカーが姿を消した後、2002年にデビューし、2012年の生産中止まで長く孤高を保ったのが前作のダイハツコペンだった。

   新型コペンのヒットは次の期待を生む。ホンダは2013年秋の東京モーターショーに軽スポーツカー「S660コンセプト」を参考出品した。早ければ2014年度にも市販するとみられる。

   軽のスポーツカーが相次ぎ市場に投入されるのは、バブル期以来となる。自動車を取り巻く環境は変わったが、スポーツカーを維持費の安い軽で所有するメリットは大きい。若者だけでなく、子供が独立したシニア世代の夫婦にも軽スポーツカーの登場は朗報だろう。

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