孫正義氏の投資嗅覚に「脱帽」 アリババ上場で日本一富豪の座確実に

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   ソフトバンクの孫正義社長(57)が日本一の富豪になると、話題になっている。

   その原因は、中国の電子商取引の最大手、阿里巴巴集団(アリババグループ)。ソフトバンクは、米国で新規株式公開(IPO)するアリババに4割弱を出資していて、ソフトバンクの株価自体もアリババ効果で上昇した。

「投資家としての能力は大したもんだね」

孫社長が日本一の富豪の座を確実にした!(12年10月撮影)
孫社長が日本一の富豪の座を確実にした!(12年10月撮影)

   アリババは2014年9月15日夕、株式の公開価格の仮条件を1株あたり60~66ドルから、66~68ドルに引き上げた。公募や売り出し株数は変更していないが、それにより株式市場から吸収する資金が「世界最大規模」の約250ドル(約2兆6800億円)に膨らむ見通しとなった。仮条件を基にしたアリババの時価総額は、最大で1676億ドル(約17兆9400億円)に達する。

   当初、アリババが公開価格の仮条件を発表したのは9月5日。この段階でソフトバンクが保有するアリババ株の時価総額は5兆円を上回る見通しとなった。そのため、保有するアリババ株の含み益の増加を期待した「買い」が入り、株価は上がった。

   5日のソフトバンク株は終値で7468円。それが公開価格の仮条件を引き上げた、翌16日には終値で8657円まで値上がり、5日から1189円、15.9%も上昇した。

   ソフトバンクが保有する株式の時価総額は、3兆6330億円。含み益は1兆6908億円にのぼる(9月17日時点)。

   ブルームバーグは9月17日付で、ソフトバンクの孫正義社長が16日、ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長(65)を抜いて日本一の富豪の座に就いた、と報じた。これは、ブルームバーグ・ビリオネア指数に基づくもので、孫社長の資産は166億ドル(約1兆7790億円)で、柳井会長の162億ドルを上回ったという。

   アリババのIPOがソフトバンク株の追い風になっているのは明らかだ。

   インターネットでは、そんな孫社長に、

「アリババの筆頭株主ってソフトバンクだったのか。さすがにスゲーの一言」
「投資家としての能力は大したもんだね。投資先見誤って破滅した奴はごまんといるのに」
「ポンと出した数億が数千億になるんだから。やめらんないだろうなぁ」
「2chでは嫌われてるけど、(孫社長の)儲かりそうな先を見抜く目は本物だな」

などといった声が寄せられている。

1社だけ投資を「即断即決」したのが、アリババだった

   一方、毎年発表されている米経済誌のフォーブスの「世界長者番付2014年版」によると、ソフトバンクの孫正義社長は資産184億ドル(約1兆8400億円)で、世界第42位、日本人ではトップだった。13年の2倍以上で、米携帯電話3位のスプリント社の買収によってソフトバンク株が上昇したことが貢献した。

   2013年はファーストリテイリングの柳井正会長が日本人トップだったが、順位が入れ替わった。

   アリババの上場で、ソフトバンクが得られる含み益は増えるだろうから、孫社長にしてみれば、日本一の富豪の座を固めたといってもいいかもしれない。

   じつは、アリババに出資した理由について、孫社長は2014年5月に開いた14年3月期の決算発表のときに吐露していた。

   孫社長が出資した当時、もちろんアリババは無名だ。孫社長は2000年に中国を訪れ、現地のベンチャー企業約20社のトップと会談した。その中で1社だけ、「即断即決」で投資を決めたのがアリババだったという。

   アリババの創業者であるジャック・マー氏の印象を、孫社長は「数字をみせてもらったわけでなく、プレゼンテーションの資料があったわけでもない。言葉と目のやり取り。彼の目つきは動物的臭いがした」と話した。

   アリババの上場でソフトバンクの企業価値は高まり、自身の資産をも増やすことになった孫社長の「眼力」には脱帽である。

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