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福島第一原発の地下水、トリチウム濃度10倍に 東電「台風による影響」

   東京電力は2014年10月11日、福島第1原発2号機付近の観測孔(護岸地下水観測孔No.1-17)で採取した地下水から、1リットルあたり15万ベクレルのトリチウムを検出したと発表した。採取は9日に行われ、前回採取した2日(同1万4000ベクレル)と比較して、約10倍の濃度となった。

   これまでの最高値は3万2000ベクレル(1月20日採取)。東電は今回の上昇について「台風の大雨による影響が考えられます」とし、その他の地点でのトリチウム分析結果については「有意な変動はありませんでした」としている。