アートセラピストによるイラストエッセイ(2)【岩手・陸前高田発】

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まだまだ、地面がすぐにぬかるみ、砂利だらけの道の陸前高田。パンプスや革靴は履けません。いつも、履くのは長靴か運動靴。家も服も流され、おしゃれな服を買うところもなく、そんな気持ちの余裕はありませんでした。それでも、少しずつ舗装された道が出来てきました。ふと見ると、ペタンコの赤いスリッポンを履いて、きれいなブルーの服に白のズボン。胸元にはきれいに光るネックレス。おそろいの色のズボンを履いた男の子を連れたお母さんが歩いていました。

まだまだ、おしゃれしていけるような場所はありません。それでも、おしゃれな親子に会い、よかったな~と微笑みました。

  There are still many destroyed and muddy roads in Rikuzentakata city. People who live in Rikuzentakata have not enjoyed wearing fancy shoeses and needed to wear rubber boots and sneakers. They lost their houses and clothes. Their home town was destroyed by the tsunami.

  One day, a young lady walked one of the new -paved road her son. The lady wore red flat shoes, a beautiful blue dress, a shining necklace, and white pants. Her son wore pants with the same color of mother's dress.

  How nice to see them in the city! They are like a symbol of resilience.

(佐藤 文子 Psy.D.)



佐藤 文子
臨床心理学博士・メンタルヘルスカウンセラー・アートセラピスト。多摩美術大学大学院卒業後、米国で臨床心理学博士・心理学修士・アートセラピー修士を取得。アメリカで臨床経験を積み、2010年の帰国後から福島県立医科大学 丹羽真一教授(現 同大学会津医療センター特任教授)のスーパービジョンを受けている。元シアトル医療評議員。2012年より、陸前高田市緊急支援カウンセラーとして、カウンセリング・心理教育・子育て支援・教育講演などを行う。陸前高田市の鵜浦医院でもコンサルテーションを実施している。

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