テレビ局が女子アナに求める「清廉性」の正体は 内定取り消し騒動を小島慶子が切る

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   日本テレビの女子アナ内定取り消し裁判をめぐり、元TBSアナウサーの小島慶子さん(42)が2014年11月27日、日経ウーマンオンラインに3000字に及ぶ文章を寄せた。

   日テレの求める「清廉性」と女子アナの関係についてOGならではの視点で綴り、反響を呼んでいる。

女子アナに必要なのは「私は無欲」と言い張る演技力

   裁判を起こした2011年ミス東洋英和の笹崎里菜さん(22)は、内定後の研修中に銀座のクラブでホステスのアルバイトをしていたことを人事担当者に明かしたことがきっかけとなり、内定を取り消された。

   ここで日テレ側は「ホステスの経歴はアナウンサーに求められる清廉性にふさわしくない」と説明したという。清廉とは「心が清らかで私欲がないこと」を意味する言葉だ。

   これに小島さんは「一体、清廉性ってなんでしょう?」と疑問を投げかける。ホステスを「男性の劣情を利用して金儲けするような女」として卑しむなら、「テレビ画面の中の人物を隅々まで鑑賞して好き勝手なことを言う人びとの視線」も「酒場で酌婦のスカートの奥を想像する男」と同じように浅ましいとし、同時に、視線に気づきながら無欲で清廉な人物を演じることも「あざとい欲望のやりとり」ではないかと指摘。女子アナと視聴者、ホステスと客の関係は同じ構図だということを示したかったようだ。

   小島さんによれば、そもそも「出たがり屋」である女子アナが無欲なわけがなく、求められるのは「私は無欲です」と言い張れる演技力だという。

   そうした「お芝居」する彼女たちの中から誰を人気者にするかは起用するテレビ局社員の判断次第だとして、小島さんは「『有名になりたい』という欲望を満たしてやるから、空気を読んで言う通りにしろよ。これは光を浴びる人間と、光を当てる人間との権力闘争です」とその関係を解説。そこには抑えがたい支配欲が存在すると説明した。

「これを機会に、ホントのことを言えばいい」

   小島さんの文章は、今や女子アナはこうしたテレビ局、視聴者、当事者それぞれの「欲望」が絡み合って成り立っている「商品」だということを浮き彫りにしている。そこで彼女たちの「もの知らずさ」や「無防備さ」は見世物として機能し、彼女たちの商品価値を高めるのが「つくりもの」である「清廉性」ということのようだ。

   その上で記事では、

「これを機会に、ホントのことを言えばいい。はい、これはぶっちゃけ、欲望のやりとりです。だからこそ『高度の清廉性』を求められるお仕事なのです。それを演じきる技術さえあれば、どれほど出たがりで世ずれていようとも構わない、って。その方がフェアだ」

と暗にテレビ局側に「清廉性」の正体を白状するよう訴えている。

   元アナウンサーだからこその「女子アナ論」はインターネット上で話題となり、「小島さんのこういう切れ味、ハンパない」「よく言った。ごもっとも」「『無垢で無欲な振りをするほど、欲望は暴力的になる』の一文が頭にこびりつく」「良い事言うね!見直しました」などと称賛の声が寄せられている。

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