2024年 4月 26日 (金)

紅白での「消え入る声」「泳ぐ目」は心配ナシ? ファンには中森明菜「完全復活」への道が見えた

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   体調不良を理由に無期限活動休止中だった中森明菜さん(49)が2014年大みそかのNHK紅白歌合戦で、約4年5か月ぶりに公に姿を見せた。米ニューヨークのレコーディングスタジオから生中継で出演し、力強い歌声を披露した。

   歌唱前のトークの様子などから体調を心配する声も少なくなかったが、長年のファンには「完全復活」への道が見えたようだ。

「みなさんに少しでも温かさが届けばいいなと、、思います」

中森さんの紅白出演、ファンはどう見た?(画像は中森明菜オフィシャルサイトのスクリーンショット)
中森さんの紅白出演、ファンはどう見た?(画像は中森明菜オフィシャルサイトのスクリーンショット)

   ストレスによる免疫力低下を理由に、2010年から芸能活動を無期限で休止していた中森さん。以降、NHKは毎年のように紅白への出演交渉をしてきたそうだが、体調面の問題などからなかなか実現しなかった。

   それが今回、企画枠での特別出演という形で生中継での出演が決定した。当日はレコーディングスタジオの暗い照明の下、黒の革ジャン姿で登場した。司会の吉高由里子さん(26)に「レコーディング中にお忙しいところありがとうございます」と呼びかけられると、緊張した面持ちで「こちらこそありがとうございます。ご無沙汰しております、中森明菜です」と何度もお辞儀しながら挨拶した。マイクの音量のせいもあり、その声はところどころ聞き取れないほどだった。

   続けて「えーっと、日本も今、低気圧の、あの影響で、すごく、あのお天気が、あれで大変のようなんですが、こちらも、結構寒くて、、みなさんに少しでも温かさが届けばいいなと、、思います。歌わせていただきます、よろしくお願いいたします」と一気に話した。よほど緊張していたのか笑顔は硬いままで、目も泳いでいた。

   ところが、新曲「Rojo-Teirra-(ロホ ティエラ)」のイントロが流れ始めると表情が一変。アップテンポにのりながら熱唱した。心配されていた高音もクリアし、歌唱中にはカメラに向かって斜めの視線を送る余裕も。歌い終わると「ありがとうございました」とささやき、はにかみながらブイサインを送った。

   「復活」を待ちわびてきたファンは12年ぶりの紅白出演に沸いた。インターネット上には、

「愁いを帯びた若干ハスキーでパワフルなその歌声、全盛期に比べればパワーダウンは致し方無し。 だが十分心に響く歌声であった」「全盛期と比べずに今の中森明菜の歌う姿だけを見れば、充分雰囲気もあるしカッコいい。 この人は天性の歌手だね」

   といった感想が続々と寄せられた。声量や声の伸びはともかく、オーラや歌声は全盛期のままとの指摘が目立つ。お笑いタレントの坂本ちゃん(48)もブログで「一瞬にしてそれまでの空気変えちゃうすごさ!温かい部屋で見てても体感温度ちょいと下がったわ~!(笑) なんだか良質の『ホラー映画』見てる感じも個人的にはしてた」などと綴っていた。

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