パルコが若手クリエーター支援 クラウドファンディング利用は流通大手で初

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   パルコが若手クリエーターを支援しようとクラウドファンディング(CF)サービスに乗り出し、CFサイト「BOOSTER(ブースター)」をオープンした。ショッピングセンター事業者がCFサービスに乗り出すのは日本初といい、業界でも注目されている。

   CFとはクラウド(群集)とファンディング(資金調達)を組み合わせた造語で、事業資金をインターネット上で不特定多数から幅広く調達する仕組み。

業界には「人材囲い込みのための先行投資に過ぎない」との見方も

流行を牽引してきたパルコの新たな一手(画像は「BOOSTER」のサイト)
流行を牽引してきたパルコの新たな一手(画像は「BOOSTER」のサイト)

   出資に対する見返りの有無などに応じ、「寄付型」「購入型」「投資型」などがある。中小・ベンチャー企業、個人の資金調達手段という側面が強かったが、今では専門の仲介サイトが複数登場し、自治体や政治家なども活用し始めて注目されるようになった。

   パルコはデザイナーやアーティストなど若手クリエーターの発掘、育成に熱心なことで知られ、「若い才能を応援したい」(パルコの牧山浩三社長)として「ブースター」をスタートさせた。一方、クリエーターにとっては資金調達に煩わされることなくプロジェクトを実行でき、出資者もパルコがバックにいることで不安なく出資できるといったメリットがある。

   こうしたパルコの新たな取り組みに対し、業界には「人材囲い込みのための先行投資に過ぎない」との見方が強いのも確かだ。パルコは慈善団体でないため、「出店してもらうことは当然ありえる」との立場だ。

アート雑誌創刊やアナログLP制作などが既に始動

   「ブースター」は資金調達の対価に商品やサービスを提供する購入型で、パルコが寄せられたプロジェクトを審査し、通過したクリエーターが目標の調達金額、募集期間、対価の商品やサービスなどを設定する。期間内に目標金額に到達すればプロジェクトに着手でき、パルコも成功に向けてノウハウや情報を提供したり、宣伝や販売にも協力したりする。必要に応じて全国のパルコ店舗やギャラリー、ライブハウス、劇場といった施設も活用していく。

   一方、期間内に目標金額に達しない場合は、プロジェクトは流れ、出資は実行されず出資者がリスクを負うことはない。

   「ブースター」の対象になるプロジェクトはファッションやアート、音楽、出版、映像、演劇、食、アニメ、ゲーム、地場産業など多岐にわたる。2014年12月中旬からアート雑誌創刊やファッションブランドのニューヨーク進出、アナログLP制作といった6プロジェクトが既に始動し、サイト上で資金を募っているが、パルコは「この1年間で数十プロジェクトを手がけていきたい」(牧山社長)と意欲的だ。

   ただ、注目されているとはいっても日本のCF市場は100億円ほどの規模しかない。振り込め詐欺などの「特殊詐欺」の舞台装置として悪用されることもある。パルコの取り組みが成功するかどうかは、CFの信用度が高まり市場規模がどこまで拡大するかにもかかっているといえそうだ。

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