すき家、全店深夜営業再開に危ぶむ声 「会社は本気なのか」「深夜ワンオペ復活か」...

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   ゼンショーホールディングスは牛丼チェーン「すき家」従業員の過重労働等の問題などを指摘されたことを受け、約2000ある店舗のうち6割にあたる1259店舗の深夜営業を中止していたが、2015年6月末までに全店舗の深夜営業を再開させる。

   従業員管理など労働環境の改善や、人手の確保にめどがついたことを理由にしているが、また過重労働やワンオペといった同じ過ちを繰り返すことになるのではないか、と首を傾げる人もいる。

「人手の確保にもめどがついた? 嘘ばっかりwww」

結局、「全店深夜営業復活」(画像はイメージ)
結局、「全店深夜営業復活」(画像はイメージ)

   「すき家」従業員の労働条件は数年前から社会問題になっていて、24時間通しで働かされた、2週間家に帰れなかった、残業代が出ない、といった苦情があり、訴訟に発展するケースもあった。14年2月には過重労働に耐えられないと多くのアルバイトが仕事を辞めたため「パワーアップ工事中」などという看板を掲げ臨時休業する店舗が相次いだ。

   このためゼンショーHDは労働環境を改善する第三者委員会を設立、14年7月に深夜に1人で働く「ワンオペ」勤務の早急な解消を求めた報告書が出た。この時点で「ワンオペ」店は940店舗あった。創業者の小川賢太郎会長兼社長は記者会見を開き、

「働いているアルバイト、社員に過重な負担をさせた。本当に反省している」

などと謝罪、14年8月に深夜の「ワンオペ」廃止を発表したが、これによって24時間営業が基本だった「すき家」は深夜営業ができない状況に陥った。

   ゼンショーHD広報によれば14年10月1日時点で深夜営業をしていない店舗は1254店舗にのぼる。当初の想定の3倍近い店舗数で、これが業績の低下を招くことになった。それから約9ヶ月後の15年6月末までにすべての店舗で深夜営業を再開しようというのだ。

   「すき家」の関係者がコメントを書いているという掲示板2ちゃんねるの「すき家アルバイトスレ」ではこのニュースに驚きを隠せない人が多い。

「会社は本気なのか? とりあえず威勢のよい発表をしておかなければならない要因でもあるのかね?」
「調理工程の簡略化ができ、人手の確保にもめどがついた? 嘘ばっかりwww」
「新人なんか来ないんだから、深夜ワンオペ復活ととらえるべきだな」

などといった書き込みが並んでいる。

ゼンショー広報「無理やりやれば元の木阿弥」

   「すき家」の問題に深くかかわってきた若者のための労働組合「首都圏青年ユニオン」に聞いてみたところ、労働環境を改善するための第三者委員会ができてからゼンショーは真面目に問題クリアに取り組んできたことは認める、としたうえで、

「これまでの労働環境が悪すぎたため、今後も会社の方針を信じ、それを必至になって実現しようとする従業員がどれくらいいるのか、ということですね。ブラック企業とレッテルが付いて以降、新たに働くことに躊躇している、という点もあります。あまり拙速に事を運び過ぎれば1年後とかにまた最悪の状況になる、ということも考えられるわけです」

と厳しい。

   ゼンショーHD広報によれば、深夜営業をしていない店舗は14年10月1日時点で1254店舗だったが、14年12月末で903店舗に減った。15年3月末までにこれを約500店舗とし、6月末までにすべての店舗を深夜営業させる目標を立てている、と語った。可能になったのはまず労働環境の改善で、過重労働ができない仕組みを作ったという。明確な店舗責任者を置き、従業員のシフトを日々確認することで過重労働を未然に防ぐという。従業員確保面では、14年6月に各地域への密着を狙いとした7つの店舗運営会社作ったことが効果を発揮し、地元で社員や従業員を募集し、人が集まるようになってきた。

「全店深夜営業復活というのはあくまで目標なんです。働いている従業員の声をきちんと聴き大切にし、店舗の実情を見ながら可能なものから進めていきます。無理やりやろうとすれば元の木阿弥になってしまいますから」

   ゼンショーHD広報はこう話している。

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