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スカイマークに90億円融資、投資ファンドのインテグラルが支援

   民事再生法の適用を申請した国内航空3位のスカイマークは2015年2月5日、投資ファンドのインテグラルとスポンサー契約を結んだと発表した。インテグラルが再生支援のため、90億円を上限に運転資金を貸し付け、将来的に貸金を株式に切り替えることでスカイマークに出資。再生計画案の策定に向け、人材も派遣する。

   これまでは法的整理の手続きに入った企業の再生は、同じ業界が救済する事例が多かったが、資金・事業運営を民間の投資ファンドが支援するのはめずらしい。

   インテグラルは、2007年に設立された独立系投資ファンド。小売り、サービスなど幅広い分野の企業に中長期の姿勢で投資する。これまでに、不動産仲介のアパマンショップホールディングスや低価格カット「QBハウス」のキュービーネットへの投資実績がある。