消費税10%でも、20年度に9兆円超の赤字 内閣府が試算

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   内閣府が今後10年間の経済財政の見通しをまとめた「中長期の経済財政に関する試算」によると、2017年4月に消費税率を10%に引き上げても、20年度の国と地方の「基礎的財政収支」(プライマリーバランス)は9.4兆円の赤字になる見通しだ。試算は15年2月12日に発表された。

   基礎的財政収支は、政策に必要な経費を借金に頼らずに賄えているかを示す指標。政府は、国内総生産(GDP)比の赤字を、20年度に黒字化することを目指している。

   試算では、基礎的財政収支は15年度が16.4兆円の赤字、GDP比で3.3%となり、10年度(6.6%)からの半減目標を達成できるとみているが、20年度は赤字幅が9.4兆円(GDP比1.6%)に減るものの、黒字化できない。景気回復で税収が増えるものの、社会保障費の増大に歯止めをかけられないためだ。

   内閣府は、目標達成に向けて「さらなる収支改善の努力が必要」と指摘している。

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