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新日鉄住金、八幡製鉄所小倉地区の高炉1基を休止

   鉄鋼最大手の新日鉄住金は2015年3月3日、八幡製鉄所(北九州市)の高炉2基のうち小倉地区の1基を18年度末をめどに休止すると発表した、15年度から3年間の中期経営計画に盛り込んだ。鉄の生産量は維持しつつ高炉を集約して、効率を上げる。

   休止するのは小倉地区にある旧住友金属工業の高炉で、自動車部品の材料になる棒状の鋼用などの鉄を製造している。13年度の粗鋼生産量が124万トンで、新日鉄住金が国内で動かしている高炉14基では最も少ない。高炉にかかわる社員約190人の雇用は配置転換などで維持するという。