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ファウルボールで失明、球団などに4190万円の支払い命令

   札幌ドームでプロ野球を観戦中にファウルボールが当たって右目を失明した30代の女性に対し、札幌地裁は2015年3月26日、球団とドーム、札幌市の3者に対し計約4190万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

   これは10年8月21日の日本ハム対西武戦で起こった事故で、女性は夫と子供2人の4人で1塁側内野席前列に座っていたところ、ライナー性のファウルボールが直撃し、右顔面骨骨折と右眼球破裂の重傷を負った。女性側は北海道日本ハムファイターズなどに安全性の確保が十分でなかったとして約4650万円の損害賠償を求めていた。日本ハム球団は控訴を検討している。