トヨタ「オーリス」刷新の目玉はエンジン いよいよ日本も新「ターボ時代」が到来?

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   トヨタ自動車が小型車の「オーリス」をマイナーチェンジして、国内と欧州で発売する。

   その特徴は新たに開発した、トヨタ初の1.2リットル直噴ターボエンジン。新型「オーリス」は、トヨタが得意とするハイブリッドカーではない。ガソリンで走る、低燃費と加速性能を両立した「ダウンサイジング・ターボエンジン」を搭載しているのだ。

  • トヨタ、いよいよターボエンジンに本腰か?(写真は、トヨタの「オーリス120T」)
    トヨタ、いよいよターボエンジンに本腰か?(写真は、トヨタの「オーリス120T」)

世界トップレベルの高熱効率の過給エンジン

   トヨタ自動車は、高いエンジン熱効率と力強い加速をもたらす動力性能を両立した1.2リットル直噴ターボエンジン「8NR‐FTS」を新たに開発した、と2015年4月6日に発表した。ハイブリッド専用エンジンと従来型エンジンの開発で培った技術に、過給技術を追加することで、「世界トップレベルの高熱効率の過給エンジンを実現した」と自負する。

   このエンジンを搭載したのが、マイナーチェンジした「オーリス」。国内は同日発売。欧州では6月ごろに発売する予定だ。

   トヨタが国内でターボエンジンを搭載したクルマを発売するのは、2007年の「カルディナ」以来、8年ぶり。同社は、「当時のターボエンジンはパワーを追求したものでしたが、今回のターボはパワーに加えて低燃費を実現しました。(かつてのターボとは)まったく違うものです」と説明する。

   オーリスに搭載した新型ターボエンジンは、排気ガス温度を最適化する水冷シリンダーヘッド一体型排気システムと、シングルターボを組み合わせて優れた過給効率を実現。コンパクトな水冷式インタークーラーの採用で、運転状況に応じた吸気冷却効果を発揮する。これにより1500~4000回転の幅広い回転域で最大トルクを発揮できること、またアクセル操作に対する瞬時のレスポンスや、なめらかで爽快な走りを実現。排気量が1.2リットルでも、1.8リットル車並みの走りが可能という。

   走行燃費はガソリン1リットルあたり19.4キロメートル(JC08モード)。衝突を回避する自動ブレーキなど複数の安全技術も装備できるようにした。

   オーリスの販売価格は178万9855~259万37円。2015年の販売目標は、国内で月間1000台。欧州では14年実績と比べて3%増となる14万4000台を目指す(ターボがつかないタイプを含む)。

新型オーリスで欧州勢を「追撃」!

   日本で「ターボ」というと、ひと昔前の「燃費が悪い」イメージがあるが、ここ数年の世界的な流れは、独フォルクスワーゲン(VW)やBMWなどの欧州車で主流になっている「ダウンサイジング・ターボエンジン」にある。

   小さい排気量なのに馬力があって、しかも低燃費。価格面でもハイブリッドカー(HV)や電気自動車(EV)より抑えられると人気で、HVに力を入れてきたトヨタをはじめ、日本勢は大きく出遅れていた。

   トヨタは欧州向けに「ダウンサイジング・ターボエンジン」の新型オーリスを投入することで、VW など欧州車を「追撃」する狙いがあるとみられる。

   「カルディナ」以来となるターボエンジンについて、トヨタは「これまで優先順位を付けて取り組んできただけで、(この8年間、ターボエンジンについて)なにもやってこなかったわけではありません」と話している。

   一方、トヨタ以外の日本勢も2014年には日産自動車がスポーツ用多目的車(SUV)の「ジューク」や高級スポーツセダン「スカイライン」にターボエンジンを搭載。富士重工業(スバル)も新型1.6リットル・スポーツワゴン「レヴォーグ」に搭載、発売した。いずれも以前のものと比べると「低燃費」になっている。ホンダもターボエンジン搭載車を開発中だ。

   今後のターボエンジン搭載車について、トヨタは「具合的なことはお話しできません。当社としては、お客様にとって最適なエコカーを選んでいただける選択肢を提供していきます」とだけ答えた。

   日本勢もようやく「本腰」を入れはじめたようだ。

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