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「ブリキの太鼓」ギュンター・グラスさんが死去 独のノーベル賞作家

   小説「ブリキの太鼓」などで知られるドイツのノーベル賞作家、ギュンター・グラスさんが2015年4月13日、ドイツ国内の病院で死去した。内外マスコミが報じた。87歳だった。

   グラスさんは1927年、現ポーランドに生まれ、第2次世界大戦中に米軍の捕虜となった経験がある。3歳で成長が止まった少年の目でナチスが台頭するドイツを風刺的に描いた長編「ブリキの太鼓」を59年に発表し、大きな反響を呼んだ。99年にノーベル文学賞を受賞。戦争に反対し、平和運動に関わったことでも知られている。