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ミラノ万博が開幕 「食」テーマに約150か国・機関が参加

   イタリア北部のミラノ郊外で2015年5月1日午後(現地時間、日本時間同日夜)、国際博覧会(万博)が開幕した。国際博覧会条約で定める「登録博」が開かれるのは10年の上海万博以来5年ぶりで、「地球に食料を、生命にエネルギーを」(Feeding the Planet, Energy for Life.)をテーマに日本を含む約150の国や国際機関が参加。万博が「食」をテーマにするのは初めてで、会場中のパビリオンで各地の食文化をアピールする。会期は10月31日までの半年間。主催者では約2000万人の来場を目指している。

   開会式終盤にはジェット機9機がイタリア国旗の緑、白、赤の煙を出しながら開会式会場の上空を通過。観客からは大きな歓声がわいた。

   開幕に先立つ4月30日夜には、ミラノ一番の観光地として知られる大聖堂(ドゥオーモ)広場で記念コンサートが行われ、イタリアを代表するテノール歌手、アンドレア・ボチェッリさんらの歌声が市民を魅了した。