沿線活性化には「就農人口増やすしかない」 西鉄、JA全農と組んでブランドイチゴ栽培で活路

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   西日本鉄道(西鉄、福岡市)は2015年5月18日に都内で会見を開き、同社の農業への取り組みについて説明した。福岡県内の道路では西鉄バスの存在感は強く、一部では「陸の王者」と呼ばれるほどだ。

   ただ、福岡市以外の農業地帯の人口は減少の一途で、利用者も減少傾向だ。こういった地域の農業を活性化することで、長期的には沿線の利用者数が下げ止まることを目指す。

  • 西鉄の「あまおうプレミアムスパークリングワイン」は首都圏でも販売されている
    西鉄の「あまおうプレミアムスパークリングワイン」は首都圏でも販売されている
  • 左から村岡潤一・JA全農福岡県本部県本部長、NJアグリサポート・松寺昌文社長、西鉄・倉富純男社長
    左から村岡潤一・JA全農福岡県本部県本部長、NJアグリサポート・松寺昌文社長、西鉄・倉富純男社長

20%多く「あまおう」収穫できる高効率農家が講師務める

   西鉄は他の私鉄グループと同様に、鉄道やバス以外にも不動産、スーパー、ホテル、物流など多角化経営を進めている。そんな中、沿線の過疎化を背景に、西鉄でも売り上げに占める運輸事業の割合は減少が続いている。特に電車の主要路線の天神大牟田線は、福岡の中心部の天神と、南部・筑後地区の柳川や大牟田を結んでいる。筑後地区は農業地帯として知られ、西鉄では、筑後地区の地盤沈下も運賃収入に影を落としているとみている。こういった地域を活性化するためには「基本的には就農人口を増やすしかない」(倉富純男社長)としている。

   具体的には、主に福岡県の人気ブランドイチゴ「あまおう」の栽培ノウハウの普及を通じて、こういった取り組みを進めたい考えた。15年3月にはJA全農と合弁で農業振興会社「NJアグリサポート」(福岡県大木町)を設立。一般的な農家よりも20%多く「あまおう」を収穫できる高効率なJA農家を講師に迎え、県内にモデル農場(50アール)を5か所開設予定だ。農場ごとに3人ずつ研修生を迎え、研修生が「独り立ち」して将来的には大規模雇用型の農場を開き、就農人口が増えることを想定している。

あまおうを「プレミアムスパークリングワイン」にして売り出す

   西鉄では、すでに「あまおうプレミアムスパークリングワイン」を開発・販売するなどの取り組みを進めている。現時点では年に2500本生産しており、14年には首都圏や関西の成城石井でも販売を開始。15年からは近畿地区を中心に阪急阪神百貨店でも売り出す。モデル農場で生産された「あまおう」をこうしたルートでも販売してゆくほか、台湾や香港でも売り出したい考えだ。

   西鉄の倉富社長は、

「電車・バスへの波及はあるにはあるが、数量的に大規模なものだとはとても思えない。こつこつと積み上げることで、下げ止まっていくことで、一定程度を増加につなげられるはず」

と、分かりやすい形での利用者増には否定的だが、沿線のブランドイメージ向上で観光資源としての価値向上も目指す。

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