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「イスラム国」人質事件対応「誤りあったと言えない」 検証委が報告書

   過激派組織「イスラム国」による日本人人質殺害事件で、政府の検証委員会が2015年5月21日に報告書を発表した。委員会は杉田和博官房副長官をトップに15年2月に発足し、官僚10人のメンバーが中東や危機管理が専門の有識者5人から意見を聞きながら検証作業を進めた。政府の対応については「人質救出の可能性を損ねるような誤りがあったとは言えない」と総じて妥当だったと結論づける一方で、今後の課題として情報収集能力の向上などを挙げた。