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加速する円安 7年10か月ぶり、1ドル123円台に

   円安が加速している。米国の景気回復への期待感が高まったことから、2015年5月26日の米ニューヨーク外国為替市場は、円相場が2007年7月以来、7年10か月ぶりに1ドル123円台に下落した。一時、1ドル123円33銭を付けた。

   米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が先週末に、現在の事実上のゼロ金利政策を終えて年内に利上げする可能性があると発言をしたことで、ドルを買う動きが強まり、円が売られた。

   その流れを受けて、東京外国為替市場でも同日午後から円安が進み、27日午前は123円台前半での取引が続いている。市場では米国経済への楽観的な見通しが強まっていることから、円安傾向が続くとみられている。