羽田‐台北「日帰り弾丸旅行」OK LCCのピーチが新路線開設

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   関西空港を拠点にする格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションは2015年6月25日、日本のLCCとしては初めて羽田空港に乗り入れると発表した。8月8日から羽田‐台北(桃園)空港を結ぶ路線を開設する。

   路線は羽田空港の深夜・早朝枠を活用。往路は羽田空港を5時55分に出発し、台北に8時30分(現地時間)に到着。復路は台北を深夜0時30分に出発し、羽田に早朝4時45分に着く。日本から台北に最も早く到着できるスケジュールになっている。丸1日を台北で過ごすことができ、日帰りに近い「弾丸旅行」が可能になる。15年夏ダイヤでは週6便の運行だが、冬ダイヤからは毎日の運行を目指す。

  • 井上慎一CEO(写真中央)は新路線のダイヤは台北観光に「理想的」だと胸を張る
    井上慎一CEO(写真中央)は新路線のダイヤは台北観光に「理想的」だと胸を張る

路線開設予定は「『片道4時間』はすべてターゲット」

   羽田の出発は早朝だが、渋谷方面、品川、川崎、横浜などを3~4時台に出発する早朝バスを利用すれば、これらの便に間に合う計算だ。

   井上慎一CEOは、

「私は昔台北に住んでいたので、理想的(だと分かる)。目一杯楽しめる時間」

などと胸を張った。

   運賃は片道7680円~4万2380円。燃油特別付加運賃(サーチャージ)は徴収しない。これとは別に、近日中に往復1万2000円のキャンペーン運賃「台北(桃園)弾丸スペシャル」も売り出す。

   井上氏によると、国際線、国内線にかかわらず「『片道4時間』はすべてターゲット」。発着枠など条件が揃えば、成田から国際線を飛ばすことを含めてあらゆる都市に路線を開設したい考えだ。

   ピーチとしては、主に20~30代をターゲットに、首都圏居住者や台湾からのインバウンド(訪日観光客)需要の取り組みを目指す。すでにピーチは成田からも福岡、札幌(新千歳)、大阪(関西)の3路線を開設している。羽田の昼間の発着枠がふさがっていることから、首都圏の空港については当面は「成田は昼、羽田は深夜・早朝」という形で棲み分ける。

成田第3ターミナルは「沖留め」になるので入居しない

   現時点では、ピーチは15年4月にLCC向けにオープンした成田空港の第3ターミナルに入居せず、引き続き第1ターミナルから発着している。この点については、井上氏は、

「もし使わせていただいても、おそらくスポットがないので、沖留め、バスハンドリングになるはず。ということは、今のところ(第1ターミナル)の方がお客様にとって利便性が高いという判断をしている」

と説明。現時点では第3ターミナルでは建物から直接飛行機に乗ることができないため、かえって乗客にとって不便になると指摘した。

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