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「国内初」ティラノサウルス科の化石、長崎で発見

   福井県立恐竜博物館と長崎市は2015年7月14日、長崎半島西海岸に分布する白亜紀後期の三ツ瀬層(約8100万年前)から、ティラノサウルス科の恐竜の歯の化石2点が見つかったと発表した。ティラノサウルス科の大型種の化石が国内で見つかったのは、初めて。

   発表資料によると、2点のうち1点は保存状態が良好で、歯の先端から歯根部の高さが82ミリ、歯冠基部の最大幅38ミリ、厚さ27ミリとなっている。もう1点は欠損などによる変形があったが、完全なものであればさらに大きいサイズだった可能性があるという。

   長崎市では発見された化石の実物を7月17日以降、市の科学館などで展示予定。福井県立恐竜博物館では7月17日から約2か月間、複製を展示する。